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チャヨンはお酒を少し飲んだガンの代わりに
自分が運転すると言い、ワンドに向かった
ガンはチャヨンを心配そうに見ながら
亡くなったワンドのおじさんを思い出し
心痛めていた
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ワンドに到着したガンとチャヨン
ガンはチャヨンに
「本当にありがとうございました」と
お礼を言った
チャヨンは自分が急いで出て来たため
エプロンをつけたままだったことを知った
そして自分は高速バスで帰ると言った
ガンは何も言わず、チャヨンにお辞儀をし
お葬式に向かった
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ガンはソウルに向かったあの日から
おじさんがガンたちが
ワンドに帰ってくるのを
ずっと待っていたことを知った
ガンはおじさんが
ガンがワンドに帰ってきたら
あげようとしていたという
チョコレートを渡され、涙が止まらなくなった
それをバスタ-ミナルに
向かって行ったがカバンを忘れたことに気づいて
戻って来ていたチャヨンが聞いていた
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その頃、ホスピスでは
テヒョンが看護婦ナラから
チャヨンのスマホとカバンを受け取った
その時、ナラが二人が
ワンドに一緒にいることに
やきもちを焼いていることを知ったテヒョンは
「イ・ガン先生とうちの姉さんは
お互いに幼い時の初恋の人同士だから
切るに切れない関係なんです
あなたが変なふうにうちの姉さんに
やきもち焼いて意地悪とか
しないでほしい」と言った
それをちょうど
ホスピスに来ていたジュンが聞いていた
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その頃、ソンエは痴呆の症状がひどくなって
食事の準備が完全にできなくなる前に
元夫であるヒョンソクに自分の手作りの食事を
してもらいたくて厨房に呼んだ
しかし、ヒョクソクは食べなかった
そして「あなたと離婚してから再婚しました
息子一人が産まれたんだけど
一回も優しく抱いてあげたことなんかなかった
産まれてすぐ息子の母親が死に
アメリカの親戚の家で10年以上過ごさせました
その時、もう韓国に戻って来てほしい
お父さんがお前に会いたいからって
一度も言えなかったんです
それはもしかしてあなたがもう一度
帰って来るかと思って
そんなふうに私は
人間らしくない生き方をしてきた
それなのにあなたは私が待っていた時は来なくて
老いて病気になった今になって
どうして戻って来たんですか
私に残された時間がどれくらいかわからないけど
その時間だけでも人間として
生きられるように私の人生から
もう出て行ってください」と言った
自分をずっと待っていたということを聞いたソンエは号泣した
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そしてヒョンソクは自分の部屋に戻り
ミンソンの写真を見ながら
「すまない」と言いながら泣いた
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その頃、ワンドではガンがテヒョンから
連絡を受けチャヨンが待っている場所に行った
その時、チャヨンは疲れて眠っていた
そんなチャヨンにガンは
自分のジャケットをかけてあげた
ガンはテヒョンからチャヨンが頭を打ち
嗅覚と味覚を感じることが
できなくなったことを聞いたのだった
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ホスピスではマイケルの実母が突然、厨房に現れた
そして思い出したと
松茸を持ってきてキムチチゲを作った
そのキムチチゲを食べたマイケルは
この味だったと喜んだ
そして育ててくれた養母スーザンに
「韓国に連れて来てくれてありがとう
お母さん、韓国は本当に素敵な所だった
僕たち、次にもう一度産まれることができたら
また会おう
その時は今、できなかった親孝行するから
愛してる お母さん」と言い
スーザンも「私も愛してるよ」と言い
二人は強く抱き合った
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その時、それを外で見ていたチゲを作った実母は
何も言わず「チゲの味があれでよかったんなら
それでいい
マイケルの母親に
ミヨクク、ごちそうさま
サンキューべリーマッチって伝えてください」と
看護婦ヨンシルに言った
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その頃、ワンドではチャヨンが起きて
ガンにバス代を貸してほしいと言った
ガンは「私と一緒に
帰るのは嫌ですか」と言い
それを聞いたチャヨンは驚き、動揺した
そんなチャヨンを連れてガンは
お腹が空いたでしょと言い
市場に向かった
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その後、材料を買ってきたガンは
チャヨンを連れて
幼い頃、母と一緒に営んでいた食堂に向かった
ガンたちがソウルに行った後
亡くなったおじさんが食堂を
引き継いでいてくれたのだった
そこに久しぶりに行ったガンは
母が作ってくれたおいしいご飯を
食べている自分を思い出した
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その頃、ガンの祖母ヨンソルは倒れたが
意識を取り戻し
すぐに嫁ヘミをコソン財団の
理事長とすると言い
ヨンソルの娘のソフンと言い争いとなっていた
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その頃、ガンはチャヨンのために
幼い頃、母が教えてくれた料理方法を
思い出しながら食事を作った
その場でガンはテヒョンからチャヨンの
頭部の検査結果と
治療記録を教えてもらったと言った
「全然、匂いも感じれないし
全然、味も感じられないっていうこと知りました
だから他の食堂には
連れて行きたくなかったんです」と言うガン
それを聞いたチャヨンは涙を流しながら
ガンが作ってくれた食事を美味しく食べた
それを見たガンはティッシュを渡した
チャヨンは「とっても幸せだから
食事がすごくおいしいくて
とっても幸せだから涙が出てくるんです」と言った
それを聞いたガンは幼い時
自分が作った食事を美味しく食べ
食事がおいしいから幸せだと
泣きながら言った少女を思い出した
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そして「もしかして幼い頃
ワンドに来たことありますか」と聞いた
チャヨンは頷いた
そしてガンは「もしかして幼い頃
ここの食堂に来たことありますか」と聞き
チャヨンはまた頷いた
それを聞いたガンは
「もしかして、私を覚えていますか」と聞いた
チャヨンはガンを見て涙を流し頷いた
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