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夜遅くコッパダンを訪ねてきたのはスだった
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スは婚礼式の日、突然知らない親戚が来て
自分が両班の息子だと連れて行ったと言った
それを聞いたケットンは
「よかった 何かあったかと思って心配してたんだから」と
泣きながら叫んだ
そんなケットンをやさしく抱きしめながら
「ごめん、ごめん」と謝るスだった
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するとマフンがスに
「一体どうしようとまたいらっしゃったのですか
すぐにこれから殿下の婚礼も始まるというのに
少しずつ心の整理ができてきた娘に
これ以上複雑な思いにさせないでください」と言った
するとスが「忘れようとしました!
ケットンを私の側に置いたら不幸になるだけだと
もうこれであきらめようとしました
でも できませんでした
どんなに難しく大変でも一緒にいたいのです
私の心は変わりません
どうか 助けてください」と
マフンに懇切にお願いしたスだった
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スにようやく会えたケットンだったが
なぜかうれしくなかった
そしてマフンに「キム・スも探してお兄さんも探したら
元の位置に戻らなくてはな」と言われ
なぜか寂しい思いとなり
「なぜかここが私のいる場所だと
錯覚しちゃうんだよな」とつぶやいた
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次の日、ケットンが良家のお嬢様にしてほしいと言うと
マフンはだめだと言った
ケットンは兄の為に何として
お嬢さんにならなければならなかったが
マフンはそれを知らないので
スと一緒になる為だと思い
心が納得がいかず反対したのだった
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その頃、ドジュンは町で白い陶磁器を見ていたジファを見つけ
キスをしようとした
ジファは初めは驚いた様子だったが自ら目を閉じて答えた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/10/7h6-1024x517.png)
その後、ジョンスクの相手を決める為
ジョンスクに候補者を紹介した
しかし、どの男性も断った
ジョンスクはただ平凡な男性でいいのですと言った
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その頃、宮ではジョンスクに烈女賞を
与えることを話し合っていた
するとスはその女性に直接会って賞を与えたいと言った
それを聞いたボンドクはジョンソクが
家を出て行ってしまっていたので焦った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/10/7h10-1024x506.png)
ケットンはマフンが良家のお嬢様にしてくれないので
自分で学ぶしかないとジョンスクを訪ねた
ジョンスクはお嬢様になるには
何があっても我慢することだと言った
そして我慢できなくなったらこれを飲んだらいいと
お酒を一瓶くれた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/10/7j1-1024x512.png)
それを飲んでいるとマフンが来た
ケットンはマフンにお茶だと言いわざと飲ませた
それを飲んだマフンはお茶ではなくお酒だとわかり
驚いてしゃっくりをした
そこにヨンスが来た
ヨンスはケットンにいろいろなことをさせるので
ケットンはそれが嫌でマフンを連れて部屋に隠れた
しかし、マフンがしゃっくりをするので
その音で見つかることを恐れたケットンは
思わずマフンの唇に自分の唇を重ね
しゃっくりを止めたようとした
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その後、ケットンは部屋に戻り
スからもらった髪飾りを見ながら
スと婚姻しようとしている私が
今、気分がよかったらおかしいよねと言った
もう既にケットンの心の中には
スよりもマフンがいたのだった
その後、マフンは輩の頭を牢獄内で
殺した捕吏(ホリ 牢獄で罪人を取り締まっていた役人)が
誰なのか探していた
しかし、その日勤務していた捕吏(ホリ)の
誰にも腕に傷がないのを確認した
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その後、ドジュンはマフンに自分の母と同じく子供を捨てて
他の男性と婚姻しようとしているジョンスクが
どんな女性なのか聞いた
マフンは自分の目で直接確かめろと言った
そして誰にも事情があるものだとマフンが言った
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ドジュンは自分の母が他の男と浮気し
出て行ったことによって
科挙試験も受けれず
婚姻もできないようになってしまったのだった
ジョンスクはケットンにサイスが小さくなり着れなくなった
美しい韓服をプレゼントした
その代わりお願いを聞いてほしいと言った
心配しているであろう自分の娘に
手紙を渡してほしいというのだった
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/10/7j5-1024x501.png)
ケットンがその手紙を持っていく途中
この前、会った浮浪者のおじさんが寝ている間に
泥棒にあっているのを見た
ケットンはそれを取り返しおじさんに渡し
「おじさん 何でも大切にしておかないと
いつか本当に大切なものもなくしてしまいますよ」と助言した
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その後、手紙を無事に教えられた場所に置いてきたケットンを
ボンドクの刺客が見つけジョンソクの上着を被っていたので
ジョンソクだと思いついて行った
するとコッパダンに入って行ったので刺客は驚いた
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ジョンソクだと誤解されたケットンは
その日の夜、刺客によって連れ去られた
それを見たマフンは刺客と戦い
その刺客の顔を見て「お前は!?」と父の仕業だと悟った
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そしてすぐにケットンを探しに家に行った
そしてボンドクがとケットンを人違いだとわかり
ジョンソクを探せと言った時
ケットンは「いくら探しても探せるもんですか」と対抗し言った
それを聞いたボンドクは「この女!」と怒った
その時、マフンが現れケットンの手を握りしめ
「この女性に触れないでください!
これ以上私の大切な人に何かしたら
私も黙ってはいません!」と言い
ケットン連れて出て行った
その後、マフンはこの国の世子が死んで
一番利益を得たのは自分の父領議政ボンドクであり
ボンドクが王スの婚約者ケットンを殺そうとしていると悟った
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そしてすぐに王スを訪ね
「この婚事、私がお引き受けいたします」と言った
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