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ギョンは自らウンギ、ウンボの
父カン・イスを脱獄させたのは
自分だと言った
ギョンは領議政マンチャンに
「今回のことはイスの友人ジャヨンを
官職から退職させることで
終わらせることにする
その代わりあなたの願いを
一つ聞くことにする」と言った
そしてギョンは母である王妃キム氏に
「宮女に嘘をつかせたのは
お母様だとわかっています!」と叫んだ
王妃は「証拠でもあるのですか」と言ったが
ギョンは「証拠が無いからといって
隠すことができるとは思わないでください」と言った
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ギョンは牢獄にいるイスに会いに行き
「あなたを私の側に置きたかった
あなたと一緒に前に進みたかったのに・・・
あなたを守ることができなくてすまない」と
涙を流し謝った
するとイスは「私があの書を記しました
ですから私が罪を受けるのは当然です
一つ、お願いがあります
どうか民の為の国を開いてください
殿下には希望があります
私は殿下の為に命をお捧げいたします
どうか新しい朝鮮を担う
聖君になってください」と言い
イスはギョンに深く跪きお辞儀をした
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ウンボは父イスが斬首刑に
させられることを聞きそこに向かった
イスはそこでウンボを見つけ微笑んだ
そしてウンボの目の前でイスは亡くなった
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ショックを受けたウンボはその後
何日も何も食べず眠れなかった
そして王イ・ギョンの命令で
父が斬首されたことを憎み
ギョンに復讐を誓った
しかし、イスの友人ジャヨンは
「はっきりしたことが
わかっていないのに
動いてはいけない」と言った
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その頃、ギョンは10年前も
自分が左議政フンギョンの脅しに負け
当時、成均館で儒生たちに儒学を
教える官職司成(サソン)だったイスを
その位置からは罷職
(その職を止めさせること)するための
100名の署名にサインさせられたことを思い出した
その為、イス家族は済州島に
送られることになったのだった
それを思い出し、心痛めた
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イス家族が済州島に送られる日
領議政マンチャンはイスに
自分と手を組まないかと言ってきた
イスはそれを断りそれを見ていたウンボは
イスに出発の時間だと言った
その時、マンチャンにウンボが挨拶しなかった
ウンボは直感的にマンチャンを見て
何か嫌な感じがしたのだった
それに対しマンチャンは怒りを示し
ウンボを捕まえろと言った
それを知ったウンギはウンボに
かくれんぼしようと言い
ウンボを荷物を入れる箱に隠れるように言った
しかし、その箱が船から落ちてしまい
ウンボはそのまま行方不明となってしまった
そこにギョンも駆けつけたが
船が出た後だった
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その後、ギョンは再び
情報屋であるウンボを訪ねた
ウンボはギョンを父を殺した仇だと思い
殺してしまおうかという思いもよぎった
しかし、はっきりしたことが
まだわからないので
その心を留め
ギョンが本当に全ての事を
裏で動かしている犯人なのか
調べることにした
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その頃、民衆の中ではギョンを
死んで生き返ったので
「トッケビ(妖怪)」とか
「クミホ(九尾の狐)」では
ないかという噂が立っていた
その噂を消すため国婚(王の婚姻)を
行うため、もう一度揀択を行うのはどうかと
左議政フンギョンは大王王妃に言った
それを聞いた大王王妃はそれをギョンに話した
しかし、ギョンはウンギを殺した犯人も
捕まっていないのに
そんなことはできないと断った
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その後、ウンボはある官吏にお金を渡し
役人のふりをし
領議政マンチャンの家に入り込み
何か情報を得られないかと探した
しかし、そこにマンチャンの部下が来て
ウンボを捕まえ脅された
官吏はウンボにここがマンチャンの家だと
わかっていたら協力しなかったと言い
ウンボを殺そうとした
そこにジェファが現れウンボを救った
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ギョンは大王王妃と大臣たちの言う通り
新しい王妃を決めるため揀択を行うことにした
しかし、また再び襲撃される可能性があるので
護衛兵士をつくること
そして王妃となる家にも
私兵権を持つことを許可すると宣布した
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その頃、イスの友人ジャヨンは
ある秘密基地に行き
そこでジェファに会っていた
そこには多くの銃が保管されていた
ジャヨンはジェファに
イスにもう一人娘がいると言った
ジェファは「その娘は自分の父親を亡くしたから
王を憎んでいるでしょうね
その娘をよく見ていてください
何か使えることが
あるかもしれないから」と言った
(ジャヨンはジェファに対し
丁寧語を使っているのでジェファ側に
ついているようです)
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そして遂に王の相手を決める
揀択が行われることになった
それを知ったジャヨンはウンボを
候補者にして王妃になるようにさせ
私兵を構築し新しい国を造ることを決意した
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そしてウンボに王妃になれと言った
権力を得れば王にでも
領議政マンチャンにでも
復讐ができると言った
しかし、そんなことはできないと言うウンボに
官婢(奴隷)となった母親の姿を見せた
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それを見たウンボは心を痛め
父と姉ウンギの復讐のため
そして母の為にも
王妃になることを決意した
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