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ジョンヒョクはセリの手を握っている
スンジュンを見て押さえつけた
セリはスンジュンにジョンヒョクは
自分のボディガードだと言い
それを止めさせた
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その後、ジョンヒョクはセリに
さっきの男とはどういう関係なのか聞いた
セリは自分の家が財閥であるため
兄たちが自分を家から出すため
イギリス国籍のスンジュンと
結婚させ韓国から
出国させようとしたことを話した
そして「今頃、兄さんたちは喜んでいるはずよ
私が死んだと思って」と言うと
ジョンヒョクは「愚かな考えだ
家族の生死の問題だ
どんなに仲が悪くてもいざこざがあったとしても
どうしてそんな惨いことを言うのか
心配しているだろうし
仲良くできなかったこと後悔しているだろうし
あなたが帰って来るのを
待っていると思います」と言った
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その後、スンジュンはセリの兄セヒョンの
送った男たちに捕まりそうになった時
セヒョンにセリが生きていることを告げた
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その後、ジョンヒョクとセリが
平壌ホテルにいることを知ったダンが
ホテルに駆けつけた
ダンは二人が一緒にいる所を見てしまった
ダンはジョンヒョクに
「どうして連絡してくれなかったのですか
他の人からトンムが平壌ホテルにいるのを見た
女性と一緒だったということを聞かされた私の
立場を考えたことありますか」と言った
ジョンヒョクは「すまない 困らせてしまって」と
素直に謝った
するとダンは「ですから私もトンムを
困らせることをしました
夕方、両家の両親と共に
食事の場を準備しました」と言った
ジョンヒョクはそれを受け入れた
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その後、ホテルの屋上に向かったダンは
そこでスンジュンに出会った
スンジュンは「関心がある男のことで
悩んでいるみたいだね
大体、そういう時に屋上に来るでしょ」と言うと
ダンは「婚約者が他の女性と
ホテルに来てました」と言った
するとスンジュンは「男のことであんまり
苦しまないほうがいいよ
苦しんだらその男は遠くに行ってしまう
なぜか!男は自分のせいで
苦しんでいる女の側にいたくないから」と言った
そして「無視しなよ
男女関係には初めのポジションが
生涯続くから」とアドバイスした
その後、二人はお互いの名前を
名乗り合い、握手を交わした
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その日の夕方
セリはスンジュンと会った
そんな二人をダンが見ていた
そして二人は写真に撮られた
ジョンヒョクとダンは
両家の両親と共に食事をした
その場でジョンヒョクの父チュンリョルは
結婚の日を決めた
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その後、トイレで会ったセリとダン
ダンはセリにジョンヒョクとの
結婚の日取りを決めたと言った
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その後、セリはスンジュンに
スンジュンが韓国に戻ったら
うちの父に伝えてほしいと
自分が生きていること
元々の計画通り進めてほしいことと言った
それを兄セジュンが聞いていた
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その後、食事を終えたジョンヒョクは
セリとスンジュンが二人で
楽しそうに歩いているのを見て
何とも言えない気持ちになった
そしてセリに「私が見える所にいてください
そうしたら安全ですから」と怒って言った
セリはなぜジョンヒョクが怒って言うのか
不思議に思った
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その後、セリはせっかく
平壌に来たのだからと大同江で
(平壌を流れる河でその名前をつけた
大同江ビールが北朝鮮では
有名なビールのようです)
ビールでも飲みませんかと言った
その後、二人がビールとチキンを注文すると
窓から雪が降っているのが見えた
セリは「大変なことになった
初雪を一緒に見るとその相手と
愛が叶うって言うのに!
でも私たちはそんなことになったら
大騒ぎになるでしょ」と言った
ジョンヒョクも「大事になる」と言った
その後、酔ったセリは
ジョンヒョクに寄りかかった
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その頃、韓国ではセリの兄セヒョンが
男にセリをそのまま北朝鮮から
帰って来れないようにしてくれたら
一生、お金に困らないように
してやると言った
そして北朝鮮にいる
ソンジュンにそれが伝えられた
ソンジュンはそれを聞いた時
セリを思い、心が痛くなったが
任務を遂行するため
まず、チョルガンに会いたいと言った
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チョルガンに会いに行ったスンジュンは
セリの写真を見せた
それを見たチョルガンは
「この人を知っているのですか」と聞いてきた
スンジュンは自分の友人だと言い
チョルガンは出国するセリを
阻んでほしいと言った
チョルガンはそれをマンボクに話した
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その後、セリは出国する前日
最後に中隊員たちと一緒に
思い出を作るため、遊びに行こうと言い
川に行って魚を釣り
その場でスープを作り食べた
そしてジスがセリに送る詩を朗読し
皆が勧めるので
セリは一曲、歌を歌った
そこに遅れてジョンヒョクが来た
二人は目を合わせ
お互いを思った
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そして次の日の朝
セリが旅立つ日になった
ジョンヒョクは空港までは一緒に行けないと言い
別れの挨拶をした
するとセリは「リ・ジョンヒョクさんは
そうじゃないと思いますけど
私は会いたくなると思います
時々、思い出すと思います
いえ、しょっちゅう
思い出すと思います
でも、私達はお互いに
連絡も取れないじゃないですか
それが心痛いですね」と言った
するとジョンヒョクは
「ここを離れた瞬間
ここのことは忘れて、私のことも忘れて
元々いたあなたの世界で元気に
幸せに暮らしてください
少しの間、悪い夢を見たと思って」と言って
セリに手を差し出した
それを見たセリは
「握手じゃなくて最後なんだから一回
抱きしめてくれたらいいのに」と言ったが
ジョンヒョクはそれはしなかった
そして二人は握手し別れた
その時、盗聴していたマンボクが
二人の別れに心を痛め
涙を流しながらも
セリが出発したと伝えた
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クアンボムの運する車で出発したセリだったが
途中で追いかけてきたトラックに追い詰められた
そこにオートバイに乗ったジョンヒョクが
トラックに向けて銃を放った
その為、セリが乗った車は
助かったように見えたが
運転手がセリ目掛けて銃を打ってきた
その時セリを守るためジョンヒョクが
代わりに銃で打たれ意識を失った
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