ノクドゥがユルムとホユンの争いを
隠れて見ていた時
王クァンへがそこを訪れた
ノクドゥが何とかその場にクァンへが
入れないように時間稼ぎをしているうちに
スクたちが来てそこを祈祷の場に変えた
それを見たクァンへは何も言わず
その場を立ち去った
その頃、ユルムはホユンと二人で会い
「私を王に就けるようにしてほしい」と言い
ホユンは「なぜ 王になろうとするのですか」と聞くと
「民の為になりたいからなんて
そんなありきたりな話が必要でしょうか」と言いながら笑うと
ホユンは「民の為を考える
真実なる心が必要なのです」と叫んだ
するとユルムは「私は強力な力を持った
堅固な権勢を築く王になるつもりだ」と言った
それを聞いたホユンは立ち上がった
その時、何者かが部屋に入って来た
ユンジェの息子でノクドゥの兄ファンテだった
ファンテは「私が本当の王の息子だったら
今までの人生、いつも追われて
逃げ回らなければならないことに対し
悔しく思わなかったでしょう
絶対にこの方を王にして差し上げます
私が失くした全てを
取り戻してくれる唯一の人だからです」と言った
その夜遅く、部屋に戻って来たノクドゥ
そんなノクドゥを内心、心配していたドンジュは
どこに行ってきたのか聞いた
答えないノクドゥ
2人の声がだんだん大きくなり
真ん中で寝ていたエンドゥは
「うるさくて寝れない!」と叫んだ
その後、ホユンはムウォルダンの根拠地を移動するよう
明日の夜、この村からハニャンに行くように指示した
ホユンはユンジェを自分の家にかくまっていた
ユンジュは息子二人を探さなくてはいけないと訴えた
それに対しホユンはお前の息子は
探すように指示しておくと言い
「殿下の子供は・・・もし私が探し出せたら
その子を・・・」と呟いた
その頃、ノクドゥとドンジュはエンドゥが
ユルムが一緒に遊びに行こうと言ったのに
約束を守らなかったため
3人で川に魚釣りに行っていた
遠出するためノクドゥは女装していかなかった
その時、ノクドゥが突然船から落ちた
岸で見ていたドンジュは驚き
泣きながら水の中に入って行き
ノクドゥを探した
その時、ノクドゥが魚を手で掴み、川から出てきた
それを見て安心するドンジュだった
その後、帰りにドンジュの足袋が
濡れていることに気づいたノクドゥが
新しい足袋を履かせてくれた
その時、ドンジュは「私があんたの本当の名前知らない
さっき溺れたのかと思った時
名前がわからないから呼べなかった」と言った
するとノクドゥは「教えてほしいのか 嫌だ
あとで教えてやる
ひよこたちが鶏になったら教えてやる
だからあいつらが大きくなるまで
側にいて育ててやってくれ 約束だぞ」と
ここを離れようとしているドンジュに
遠回しに行かないようにと止めた
しかしドンジュはその約束に応じなかった
その頃、宮では王クァンへが寡婦村を
取り締まっていたヨングンを
(ノクドゥを好きになってしまった男)
呼び出し寡婦村について知っていること
全て話させた
その日の午後
ユルムはノクドゥがムウォルダンに入団したことを
チョン姉さんから聞いた
そしてノクドゥに会い
「ムウォルダンに入ったんだってな」と言い
それに対しノクドゥは「逆謀を企んでいるんだってな」と言った
それを聞いたユルムは
「お前を殺したい理由があまりにも多いが
我慢しているのはドンジュにお願いされたからだ
しかし、だんだんそれを守るのも大変になってきた」と言った
ノクドゥは「好きなようにしろ
でもドンジュにはかかわるな!」と警告した
その頃、ドンジュは秘密基地で
ここを離れる準備をしていた
しかし、ノクドゥがヒヨコの話をしたことを思い出し
「さっき 約束しそうになっちゃった」と言いながら
涙を流し
「そうしたくなってきちゃった
そばにいたい ごめんね お母さん」と
言いながら泣いた
その頃、ノクドゥは帰って来ない
ドンジュを心配していた
そして部屋に戻って来たドンジュに
「好きになってほしいとは言わない
俺を利用したいときには利用していい
だから・・・お願いだからいなくならないでほしい」と
切実に言った
それを聞いたドンジュはもっと切ない思いになった
その後、チョン姉さんとノクドゥはハニャンに向かった
そしてドンジュもユルムにハニャンに向かうことを告げた
その時、自分がいない間に
ノクドゥを傷つけないでほしいと必死に訴えた
ドンジュはユルムにノクドゥに対する思いを気づかれたが
「好きでもその気持ちを隠していくつもりです
何も言わないで行って傷つけるつもりです
そうやって私を憎むように
大切な人が死んで一人で生きていくことが
どれほど大変かわかるから」と
わざといなくならないでほしいと言ったノクドゥが
自分を嫌いになるようにここから離れようとするドンジュ
それを聞いたユルムは
「私に対する警告ではなく
あいつに対する告白のようだな」と言い
ノクドゥに対する憎しみを深めていった
その頃、王クァンへはチョン姉さんと親しい寡婦
全て捕まえろと指示した
チョン姉さんはホユンに会いに行き
これからユルムを支持していきましょうと提案した
しかしホユンはムウォルダンの団員だったトゥルレが
ユルムの刺客によって殺されたことを話し
「自分がほしいもののためなら
誰に何をしても何も思わない者だ」と言った
その後、ホユンは部下たちにファンテを探すように指示した
それを聞いていたノクドゥ
その頃、ユルムはファンテに
弟であり王の子供であるノクドゥを
探してほしいと言った
その時、ノクドゥはユルムから
ファンテを救い出すため部屋に潜入した
その時、ファンテから今まで家族が
逃亡生活をしなければならなかったのは
全部お前の責任だと言われた
そしてそれがなぜかと問いただすノクドゥに
遂にファンテは
「お前がこの国の王の息子だからだ」」と言った
それを聞き驚くノクドゥの目から
一筋の涙が零れ落ちた
そしてファンテは一緒に
ここから出ようというノクドゥに
「お前一人で行け
そしてこれからこれ以上何も知ろうとしないで
一人で隠れて生きていけ
それがお前が生きることができる道だ
そうじゃなきゃ お前 本当に死んでしまうから」と言った
そしてその後、入ってきたユルムには
ノクドゥに会ったことは言わなかった
チョン姉さんはユルムにトゥルレを殺したのかと聞いた
そして「ムウォルダンも寡婦村も
必要なくなれば捨てると言うのですか」と言うと
ユルムは「なくならないように行動してくれればいいし
寡婦村はもう捨てた」と言った
ユルムは人を送り寡婦村の寡婦たちを殺し
村を全滅させる計画をすでに実行していたのだった
ノクドゥは自分の存在を知る為
ホユンに剣を向け
「なぜ俺の父、兄、そして俺を殺そうとしたんだ
一体、俺が誰だから」と聞いた
するとそこに寡婦村の危険を知らせに
チョン姉さんが入ってきてノクドゥを見た
それを聞いたノクドゥはすぐに
寡婦村に向かった
その頃、ドンジュも秘密基地から荷物をまとめ
ハニャンに向かおうとした時
寡婦村に火が出ているのを見つけ
村に向かった
寡婦村に行ったドンジュは男たちに首を掴まれ
殺されそうになっていた
そこに駆け付けたユルムが
「やめろ~!」と叫んだ
ドンジュは息が止まりそうになった時
家を出た時、最後にエンドゥに聞いた
ノクドゥの名前を言った
「ノクドゥ・・・」と
そこにノクドゥが来てドンジュを救った
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