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ダンにセリをかくまうことによって
ジョンヒョク自身が危険な目に
遭ってもいいのかと言われ
ジョンヒョクは
「正直、死にたくはない
死にたい人がどこにいるのか
でも仕方がなくなった
私はこの世で一番好きだった人を
守れなかった(兄のこと)
だから、あの女性を安全に家に
帰してあげないといけない
その途中で私に何があったとしても
仕方がないことだと思っている」と言った
するとダンは
「何としてもあの女を
守ると言われましたね
私もそうです
私も私の婚約者を守るためなら
どんなことでもするつもりです
あなたが死に行くのを
そのまま見ている訳には
いきませんから」と言った
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その後、ジョンヒョクはセリを探しに
救急車を借りて行ったが
途中の山道で崖に落ちそうになり
ナビにも表示されないので仕方なく帰ってきた
その頃、セリは自分のせいで
これからジョンヒョクが危険な目に
遭うかもしれないことをスンジュンに聞き
心を痛めていた
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次の日、スンジュンはセリが
自分と一緒に無事にいると
ジョンヒョクに電話した
それを聞いたジョンヒョクは安心したが
一緒にいた中隊員ジスが
スンジュンはセリの彼氏で
久しぶりに二人で会って
いい時間を過ごしているのだと言うので
ジョンヒョクはそれを必死で否定し怒った
そこに韓国のBTSが大好きな
女の子が来て静かにしてほしいと言ったが
ジョンヒョクの名前を見て
「南朝鮮の言葉が上手な
あのきれいなお姉さんはどこにいったんですか
あのお姉さんがリ・ジョンヒョクが
「自分のチェエ(最高に愛する人)」だって
言ってたんですけど
本当ですね」と言った
それを聞いたジョンヒョクは
最高にうれしくなった
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その後、ダンはスンジュンに会い
セリを知っているのかと聞いた
スンジュンはもちろん知っていると言い
無断で韓国から
来た女性なのかと確認した
そしてそれを申告すると言った
それを聞いたスンジュンは
申告したらあなたの婚約者も
危ない目に遭うんじゃないかと言うと
「私は彼に何かあっても そして
死んだとしても関係ないです」と言った
するとスンジュンは
「二人を別れさせるもっと
簡単な方法があるから
二人で公助しあおう」と言った
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そしてセリはスンジュンにどうやったら
韓国に戻れるか考えようと言った
するとスンジュンはイギリス国籍を持つ
自分と結婚すれば安全に
飛行機に乗って帰れると言った
そしてそれをセリの家族も望んでいるとも
嘘をついた
それを聞いたセリは
「頭おかしくなっちゃたんじゃない
それじゃ偽造結婚じゃない」と言ったが
スンジュンはもう書類も準備してきていた
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そしてその夜はクリスマス・イブだった
スンジュンは食事とワインを準備し
セリに結婚指輪を渡した
そしてプロポーズした
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その時、突然停電となり
外でジョンヒョクが警備員たちと
戦っているのを見たセリ
セリはそのままジョンヒョクのもとに
行こうとしたが、スンジュンが
ダンがセリの存在を知ってしまった
ジョンヒョクがセリをかくまっていること
ダンが申告してしまったら
ジョンヒョクは死んでしまうと言った
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それを聞いたセリは外に出た
ジョンヒョクはセリに
「迎えに来た
待っていると思って」と言った
するとセリは「申し訳ないけど
待ってなかったわ
私はソウルに帰らないといけない
スンジュンさんに帰るためのいい方法があるって
教えてっもらったから
スンジュンさんと婚姻申告して
外国人のパスポートを作って
安全に帰る方法があるって
今、プロポーズもされたの
そうしようと思う
だから私たち
もう会わない方がいいと思う
だからもう、リ・ジョンヒョクさんがこういうことするの
私にとっては負担だし嫌だから」と涙を流し言った
するとジョンヒョクは
「それは本心ですか」と聞き
セリがそうだと言うと
「わかった
わかったから泣かないでください」と
セリの涙を拭いてあげ
その場を去った
セリは心が張り裂けそうに痛かった
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セリは大雪の中
まだ完全に治っていない体で
帰っていくジョンヒョクを心配し
前にあった車を運転し
ジョンヒョクを探した
そんなセリを見て強く
抱きしめるジョンヒョク
しかし、セリは
「離して そういうつもりで
来たわけじゃないから
あなたの体が大変だから
家までだけ送ってあげるためだけに
来たんだから」と言って
エンジンをかけたが
ガソリンがなくなっており
車が動かなかった
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その頃、チョルガンは
ジョンヒョク家族を崩すため
ジョンヒョクの父であり
総政治局長チュンリョルと対立関係にある
軍事部長に会い
ジョンヒョクが韓国の女性を
かくまっていることを密告した
それを聞いた軍事部長は
その韓国女性を自分の前に
連れてこいと言った
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その頃、二人は近くの小学校にいた
セリはジョンヒョクに
今までのことをすべて話した
そして「私のせいであなたの人生が
めちゃくちゃになるのが嫌なの」と言った
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その後、ジョンヒョクが座ったまま
眠っているのをみたセリは
自分の肩にジョンヒョクをよりかけさせ
楽に休ませてあげた
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その頃、村ではチョルガンに
ジョンヒョクとセリが家に帰ってきたら
すぐに教えろと命令されたマンボクが
心を痛め、一人酒を飲んでいた
それを心配した妻ミョンスンも出てきた
マンボクは「お前、リ・ムヒョク大尉同志を
(ジョンヒョクの兄)覚えているか」と聞いた
ミョンスンは「もちろんです
私たち家族にどれほど
よくしてくださったか」と答えると
「彼を私が死なせてしまった
その弟がリ・ジョンヒョク大尉なんだよ
だからリ・ジョンヒョク大尉に何か
あったら私はどうやって
生きていったらいいかわからない
私を人として対してくださった方を
死なせて私を人扱いしない人たちに
忠誠を誓うことが祖国に対する任務なら
それが私の人生なら
とても不幸なんじゃないか」と
涙を流し言った
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その次の日
スンジュンの家にチョルガンが来て
銃を向け「ユン・セリはどこにいるんだ」と
脅迫し言った
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その頃、ジョンヒョクの家では
昨日の晩、ダンの母ミョンウンが来て
中隊員たちにお酒をふるまった
その時、ジスが酒に酔って
ミョンウンに全てを話してしまった
しかし、それを覚えていないジスと
ミョンウンだった
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その頃、ジョンヒョクとセリは
無事に家に到着していた
それを知ったマンボクだったが
チョルガンにはまだ
帰って来ていないと嘘を言った
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その後、セリはスンジュンからもらった
指輪を質屋に持っていき
今までお世話になった村の女性たちに
贈り物をしようとしたが
セリの願う通りの現金を
質屋の主人が持っていないと言うので
代わりに質屋にある物をもらった
セリはその中でジョンヒョクが
兄ムヒョクにプレゼントした
高級時計を持って行くことにした
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その頃、ソウルではセリが
死亡申告されたことに納得がいかない
セリの会社の広報チーム長チャンシクと
その友人でセリの生命保険の担当者スチャンが
何とかセリが生きていることを
セリの父チンピョンに
訴えようとしていた
しかし、それをセリの兄セヒョンが
妨害しようとした
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その後、目を覚ましたジョンヒョクに
セリから電話がかかってきた
「セリです
私、行くことになりました
突然、そうなったんです
車に乗ってもう遠くまで来ています
すいません 挨拶もきちんとできなくて
元気でいてください
結婚式もきちんと挙げて
幸せな家庭を築いてください
私と一緒に過ごしたことは
全て忘れて幸せに長く長く生きてください
リ・ジョンヒョクさん
愛しています」と泣きながら言った
その時、銃声が聞こえた
セリは何者かに拉致されたのだった
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それを聞いたジョンヒョクは驚き
涙を流した
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