「月が浮かぶ川」5話あらすじ

月が浮かぶ川

オンダルはスンノ部の首長ウンアムに
ピョンガンが高句麗の王女だということを
告げた
そして「私はどうしたらいいかわかりません
あの時、私達部族はめちゃくちゃにされ
私の父も汚名を着せられたまま
亡くなってしまいました!」と訴えた
それを聞いたウンアムは
「それは王女のせいではないではないか」と
言った
オンダルは「わかります!
わかりますけど私はあの子の顔も
まっすぐに見れないんです
とても心が苦しいです」と切ない思いを
打ち明けた

そんなオンダルにピョンガンは
自分の持っている全ての武器を鍛冶屋に渡し
「私、幽霊谷で’住むことにした
申し訳ない思いはあるけど
でも生きていきたい
父親が幽霊扱いする宮に帰りたくもないし
これ以上、手に血をつけることもしたくない
ここで畑をしたり、薬草を採ったりして
お前みたいに人間らしく
生きていくことにする
でもお前が嫌なら、すぐにでも出ていく
お前の考えを聞きたい」と言った
それを聞いたオンダルは
「俺の考え・・・
これから考えてみないとな
大丈夫なのか、そうじゃないか」と答え、その場を
立ち去った

その後、ピョンガンは自分に対して
冷たい態度を続けるオンダルに
「私もあの時は幼かったから
何が起こっているのかわからなかった
だから怖かった
でもどうして私が罪人に
ならなくちゃならないの
私だって悔しくて胸が痛い
でもお前だけでも理解してくれたらいいと
思った そうしたら過去は
忘れられると思って 
ここで幸せに生きれると思って」
と正直な思いを訴えた
それを聞いていたオンダルは
「誰がお前のせいだって言ったんだよ
俺も苦しいんだよ
お前を心配してあげたいんだけど
そうできない
お前を見ると俺の父さんを思い出すんだ
俺の目の前で亡くなったんだ
そうしたら俺の父さん、部族の人たちに
申し訳ないじゃないか」と言った
それを聞いたピョンガンは
「私達が犯した罪じゃないのに
私達が罰を受けてるね
話してくれてありがとう
これは返す」と涙を流しながら
オンダルがくれた騎馬隊の彫り物を返した

その後、オンダルは立ち去ったピョンガンを
追いかけ
「ヨム・ガジン 行くな
ここでヨム・ガジンとして生きていけ
畑の草を取って、薬草を採って暮らせよ」と言い
それを聞いて涙を流すピョンガンを
抱きしめた
そして「お前がやりたいようにやれよ
お前は王女でも殺手でもなく
お前はただヨム・ガジンだ
そうだろ そうするだろ?」と聞いた
するとピョンガンは
「私のこと許してくれるの」と聞いた
オンダルは「罪を犯してないのに
どうやって許すんだよ」と言い
それを聞いたピョンガンは泣きながら
「ありがとう」と言った

その頃、ゴンはモヨンに
ピョンガンの代わりとなる死体を
見つけてほしいと頼んだ
そしてそれをウォンピョに見せた
ウォンピョはそれを見て
王女ピョンガンだとは信じることはできなかった
ゴンがモヨンに
「この借りはゆっくり返すから」と言った
モヨンは「覚悟してください
利子を何個かつけますから」と笑って言った

それを信じられないウォンピョは
その死体をピョンガンの乳母コンソン夫人に
見せた
ゴンはコンソン夫人に目で訴えたが
コンソン夫人は見たまま
この死体はピョンガンではないと言った
しかし、ゴンは父ウォンピョに
この死体が間違いなくあの時の刺客であり
王女であると言ったが
ウォンピョはそれを信じなかった

その頃、ピョンガンはオンダルの乳母に
「オンダルの家族と村の人達が
悲惨な死に方をしたと聞きました
恨む心が残っているでしょうに
どうして復讐することを
考えなかったのでしょうか
ダルはあの時の事を本当に
忘れたのでしょうか」と聞いた
それを聞いた乳母は
「忘れたいと思って忘れることができたら
世の中、生きるのがどれほど楽だろうか
ただ、耐えているんだよ
あの日の事を考えると
耐えられないくらい辛いが
人らしく生きないと思って耐えるんだよ」と言った

その頃、ウォンピョはゴンが剣の訓練を
しているのを見て
「空を切ってばかりいてどうするんだ
その剣で刺客の命を
奪ってしまわなければならなかったのに」と言った
それを聞いたゴンは
「私はどう努力しても一国の王女を
殺すことはできませんから
以前、お父様は
そうされたのでしょうが」と言った
それを聞いたウォンピョは
「教えてやる」と言い、剣をゴンに向けて
振り上げた
「全ては家門の為の決断だった
あの時も今も それなのにお前は愛に溺れ
父までも騙した」と言い
「明日から守備隊長の位置から降りろ」と
命令した

その夜、「チュンジュ班」の殺手ラサンとラジンが
寝ているウォンピョの命を狙い、襲撃してきた
それに気づいたゴンは父を守る為、戦った
その為、殺手の二人は作戦に失敗し
捕らえらえた

その頃、「幽霊谷」で幸せに暮らしていた
ピョンガンの前に「チョンジュ班」班長
ジュンソが現れた

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