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「チョンジュ班」班長ジュンソはピョンガンに
会ったと養父ヨムドクに伝えた
ヨムドクは自分は死んでもいいから
ガジンは助けてほしいと言った
するとジュンソは
「双子の兄妹を助けるためには
結局、ガジンがもう一度
剣を掴まなくてはならないだろう」と言った
その時、ウォンピョを暗殺しようとした
殺手ラサンとラジンは
ひどい拷問を受けていた
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ピョンガンはジュンソに
「私はもう殺手も王女も捨てました
ここで静かに暮らしていくつもりです」
と言ったが、ジュンソは
「お前がこんな所で暮らせると思っているのか
お前の運命に逆らうな
お前は私が引き取る前から高句麗の気運を
宿命としてかかえていた
ラジンとラサンがコ・ウォンピョによって
捕まった
お前を探して、お前の代わりに捕まったんだ
自分で決めろ ここにいるか、チョンジュ班に
帰って来るか」と言った
それを聞いたピョンガンは複雑な思いになった
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その後、ピョンガンはスンノ部首長ウンアムに
「首長様は私の母の最後を
見届けたのですか
もしかして、そこにゲリュ部の
コ・ウォンピョが来たのですか」と聞いた
それを聞いたウンアムは目を閉じ
その時の事を思い出した
そしてピョンガンにその日のことを全て話した
「王妃様は最後までスンノ部の民たちと
共にいてくださいました
復讐などというものは考えないでください
王女様がここに来たのも
過ぎたことは忘れて穏やかに
暮らしてほしいという王妃様の願い
かもしれません」と言った
それを聞いたピョンガンは涙を流し
「ありがとうございました
ずっと悩んでいたことがあったのですが
お蔭で心が軽くなりました」とお礼を言った
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しかし、ピョンガンは悩んでいた
ラジンとラサンを心配する気持ちも生じるが
自分がここで平安に暮らして行きたいとも思った
そこにオンダルが来て
「ガジン 村の人たちはお前が来て喜んでる
俺ももちろんそうだし
だから他のことは考えないで
お前もそう考えてくれたらと思う」と言った
それを聞いたピョンガンは
オンダルや村人たちの温かい心を感じ、うれしくなった
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その頃、ゴンはピョンガンのことを思っていた
そこにモヨンが来て
「将軍が辛そうにしているので気になります
王女が自ら帰ろうとしたらいいのですが」と言った
ゴンは「太王の娘だ だから王女がいる所は
ここピョンヤン城だ
私がそのようにさせてみせる」と言った
それを聞いたモヨンは
「信じる心が強いのですね
それは恋情なのですか
それとも忠誠なのですか」と言った
それを聞いたゴンは
「両方だ」と答えた
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ピョンガンはラジンとラサンを救出することを
最後の「チョンジュ班」への恩返しだと
ジュンソに言い、これが終わったら
養父ヨムドクを連れて静かに
暮らして行くから
二度と探さないでほしいと言った
それを聞いたジュンソは
「私が探さなくてもお前の運命が
探しに行くだろう
永遠に逃げることができると思うのか」と言った
するとピョンガンは
「避けることができない時が来たら
戦わなくてはいけないでしょう」と言った
ジュンソは「そうだな そんな遠くない時期に
避けることができない戦いが起こるだろう」と言った
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その後、ピョンガンはラジンとラサンを
助けに行った
その時、道で行商に来ていたオンダルに
出会った
ピョンガンは家族よりも大切な友人を
助けるために最後の任務を果たす為
来たと言った
それを聞いたオンダルは一人ではだめだと
ピョンガンを助けることにした
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その頃、ラジンとラサンは民たちの前で
見せしめとして処刑されそうになっていた
それを助けるため、オンダルと友人プンゲは
ピョンガンを助け、近くで火災が起こったように
見せかけ、人々が騒いでいる間に
二人を助けた
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しかし、オンダルが兵士たちに捕まってしまった
それを助けるため、ピョンガンは再び戻り
オンダルを捕まえている兵士たちに
「やめろ!私はこの国の太王の長女
亡くなった王妃の血筋を継ぐ
ピョンガン王女だ」と名乗った
しかし、それを認めないウォンピョの部下は
ピョンガンを殺そうとした
そこにゴンが現れ
「ピョンガン王女様だ 礼を尽くせ」と命じ
それを聞いた兵士たちはピョンガンの前に跪いた
しかし、その後オンダルは牢屋に捕らえらえた
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その後、ピョンガンは父ピョンウォン王と
亡くなった母ヨン王妃の前に
王女として挨拶した
そして捕らえられているオンダルを
自分の命の恩人だと解放してほしいと
お願いした
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そして次の日、ピョンガンは首長たちや
大臣たちの前で王女として挨拶した
コ・ウォンピョは「お元気そうなお姿を
拝見でき、本当にうれしいです」と言った
それを聞いたピョンガンはウォンピョの
過去の罪を思い出しながら
「元気でいました お蔭で」と答えた
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