「月が浮かぶ川」4話あらすじ

月が浮かぶ川

ピョンガンは父ピョンウォン王に
「私がおわかりになりますか
ピョンガンです
どうして私をお捨てになられたのですか」と
涙を流し、言った
しかし、王はピョンガンを幽霊だと思い
「幽霊が現れた~!」と怯えて叫んだので
兵士たちが来た
その為、ピョンガンは隠れた
その後、乳母コンソン夫人に会った
ピョンガンは「すまない 
死ねずに生きていて」と言った
そんなピョンガンをコンソン夫人は
優しく抱きしめ
「何をおっしゃるのですか
私は王女様が生きていらっしゃただけで
感謝で一杯ですのに」と泣きながら言った

その後、ピョンガンが再び宮を出ようと
した時、ゴンに止められた
ピョンガンは「久しぶりだ」と言い
ゴンはピョンガンだということがわかった
ゴンは「本当に王女様なのですか
いままでどのように
過ごされていたのですか」と近づいたが
ピョンガンが「来ないでくれ ここで私を
送りだしてくれたら二人は助かるだろうが
そうでなければ、
二人のうち一人は死ぬだろう」と言った
それを聞いたゴンは
「王女様、どうか王女様として
帰ってきてください 刺客として
来られたら、その時は
私が斬ってしまわなければなりません」と言い
ピョンガンに馬を貸し
外に送り出すことにした

ピョンガンが生きていたことを知った
ウォンピョは息子であるゴンに
「あの父娘が会ったら
計画を立てる前に
何か面倒なことが起ったらいけない
探し出したら、すぐに殺せ」と言った
それを聞いたゴンは
「しかし、高句麗の王女ではないですか」
と言ったが、ウォンピョは
「ためらうことはない
あの女は太王を暗殺しようとした刺客
でしかない」と言い、ためらうゴンに
「殺せ」と強く命令した 

その後、ピョンガンは馬に乗って
ウォルガン僧(ヨン王妃と親しい関係
ではないかと疑われた人物)の所に
行って帰って来た
力のないピョンガンをモヨンの家で
働きながらピョンガンを待っていたオンダルが
迎えた
「待っててくれたんだ」と言うピョンガン
オンダルは「待ってるって約束しただろ」と
言ったが、ピョンガンは
「私はもう行く所がない」と言い、
倒れそうになった
オンダルは「行く場所がないなんて
家に帰ればいいじゃないか」と言った
そして「一緒に行こう」と言った
するとそこにモヨンが現れ
「どこに行くのだ
代価は払っていかなくては
願ったものはわかったのか」と言った
ピョンガンは「借りは必ず、返すから」と言い
それを聞いていたオンダルが
「借りのいくらかは外にいる馬で返す
残りは俺があとで返す」と言い
ピョンガンを連れて外に出た
そんな二人をモヨンは一旦
送り出した

その頃、オンダルはウォルガン僧と
話をしたことを思い出していた
ウォルガン僧はピョンガンを見て
すぐに王女だとわかった
ピョンガンは「お母様が亡くなった日の
ことを知りたいのです」と言うと
僧は「私が帰って来た時には
争いが終わった時でした
何者かが太王と王妃の仲たがいさせるため
王妃と私の仲を疑わせ
その為、血の流れる戦いが起こったのです」
とヨン王妃が亡くなった日のことを話した
ピョンガンは「ではお母様を取り巻く噂は」
と聞くと「根拠のない嘘です
ヨン王妃はお若くして婚姻されましたが
王妃様は心から太王様を
愛しておられました」と言った
ピョンガンは「私のせいです
私がいなかったら、お父様があのように
ならなかっただろうに
これまで私がどのように
生きてきたかわかりますか
殺手となって
人を虫のように殺してきました
その上、この刃でお父様まで
殺そうとしたのです
私はこれからどのように生きていったら
いいのでしょうか」と切ない思いを吐露した
それを聞いたウォルガン僧は
「王女として生きる道を
探さなくはならないでしょう」と言った

次の日、オンダルはピョンガンの住む家を
修理しに行った
ピョンガンもそれを手伝い、
家をきれいにし、住めるようにしていった
その時、オンダルが屋根の
修理をしていて、誤って落ちてしまった
それを見てピョンガンが笑った
それを見たオンダルは
「笑った!
そうだ!そうやっていつも笑っていろよ
それでいいんだ」と言った
その後、村人たちが来て手伝ってくれた
ピョンガンは村人たちの暖かい心を
感じ、うれしくなった

その後、村人たちは今日、スンノ部首長
オンヒョプ将軍の忌日だと教えてくれた
その時、ピョンガンはオンヒョプの息子が
オンダルだということを知った
その時、オンダルは父オンヒョプの墓の
前に膝まずき、
「ここは皆が元気でいます
父さんの願い通りに・・・
だから心配しないでください」と言った
そして父オンヒョプが死ぬ前に
「復讐なんてものはないんだ
お前の世界に憤慨などはない
どうか 馬鹿になって静かに平穏に
生き残れ」と言った遺言を思い出した
そんなオンダルを見てピョンガンは
母ヨン王妃がピョンガンが幼い頃
コ・ウォンピョより強い将軍がオンヒョプ
だと教えてくれたこと
そしてスンノ部が逆徒だと濡れ衣を着せられ
村人たちを守る為、オンヒョプが
犠牲となったことを思い、心を痛めた

その夜、ゴンがモヨンからピョンガンが
いる場所を聞きつけ、山に登って来た
そこでオンダルと出会った
ゴンはオンダルを見て
「私は田舎者と話している時間はない
人を探しに来た」と言った
それを聞いたオンダルは
「ここには人はいない
幽霊だけが住んでいる所だからだ」と言った
するとゴンは剣を抜き
「そうか では斬ってみようか
幽霊も血が流れるか」と言った
そして「王宮からいなくなった女人を
どこに隠したのだ」と聞いた
オンダルはそんな女人は知らないと言った
それを聞いたゴンがオンダルに
剣を持ち、近づいていくと
そこにあった落とし穴に落ちてしまった
それを見たオンダルは
「助けたいけど それはできない
幽霊谷のことが世間に知られたら
大変だからな」と言った
するとゴンは
「私はお前たちのような者たちに関心はない!
王女を探しに来たのだ!
お前が仕えていた方が高句麗の太王の娘
ピョンガン王女」と叫んだ
その名前を聞いたオンダルは
ピョンガンとの過去を思い出した

そしてすぐにピョンガンを探しに行った
その頃、ピョンガンはスンノ部の
悲しい過去の責任が自分にもあることを
感じ、自責の念にかられ
崖から身を投げようとしていた
それをオンダルが止めた
ピョンガンは構わないでほしいと叫んだ
そして「私を助けたら お前は結局
あとで後悔するだろう」と言った
それを聞いたオンダルは
「なぜなんだ お前が王女だからか
今になってすまないって
死んだ方がいいって
元々、死にたかったのは誰だと思ってんだよ
なんでお前なんだ 
俺にどうしろっていうんだ
お前の父親が俺の父親も部族も
滅ぼしてしまったのに!」と涙を流し言った
そしてピョンガンも
「ただ申し訳ないと思うのに
どうしたらいいかわからない
だからこのまま死んだ方が」と
苦しい思いを伝えた
それを聞いたオンダルは
「俺の話をよく聞け
お前の命はお前のものじゃない
俺が、俺の父が、スンノ部部族の皆の
犠牲で守ったんだ
死ぬんならその人たちの許しをもらって
死ねよ
お前のものじゃない命 お前の勝手にする
考えはやめろ」と言った

その後、ピョンガンは兵士と共に
「幽霊谷」にピョンガンを
探しに来たゴンに言った
「コ師父は(サブ 先生, 父のような
敬愛する師を呼ぶ呼称)
ここには来てはいけなかった
王女は死に、コ師父が追いかけている刺客も
いなくなった」と言った
ゴンは「私の父はそう簡単に
あきらめる方ではありません」と言った
するとピョンガンは短剣を抜き
「だから死んでもらわないといけない
私の為ではなく、この村の人たちの為に」と言った
ゴンは「この村の人たちを危険な目に
遭わせようとは思っていません
ただ、王女様を無事に
お連れしたいだけです」と言った
それを聞いたピョンガンは
「王女は死んだと言っているではないか
8年前 すでに死んだのだ」と緑青の首飾りを
投げ捨て言った
そして「ここを見つけてしまった者は
誰もそのままにしてはおけない」と
剣をゴンに向けようとした
その時、オンダルが来てそれを止めた
ゴンは首飾りを持って、兵士を連れて城に戻った

その後、ピョンガンは村人たちに謝り
自分の身分を証し、村を出ようとしたが
オンダルがそれを止め
殺手だったが、もうやめた
何かあったら自分が責任を持つと言い
ピョンガンが村にいれるように
首長ウンアムに頼んだ

その頃、ゴンは幼い頃にピョンガンに
「王室と家門、一つだけ選ばなくちゃ
ならなかったらどうする?」と聞かれた時
「どっちも必要ないです
私は王女様を選びますから」と答えたことを
思い出し、どうしたらいいかと悩んだ
そして太王に
「王女様は生きておられます
私が王女様を直接、お見かけいたしました」
と青緑の首飾りを見せ、言った
それを見た太王は驚いた
それは王がヨン王妃にピョンガンが
産まれた時にプレゼントしたものだった
ゴンは「私が王女様を無事にお連れする
方法を考えます
準備ができましたら命をお下しください」と
申し出た

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