現代のボンファンは意識を失い、酸素マスクを
つけていた
そこにボンファンを嫌うハン室長が来て
「このままにしておけないな
消えてしまえ、永遠に」と言って酸素マスクを
取った
すると同時に朝鮮時代のソヨンも
その場で突然、倒れてしまった
その後、ボンファンは医師の処置によって
心臓停止は免れた
その時、ボンファンの魂が体に戻った
しかし、医師は一週間以上意識不明だった
ボンファンを見て「植物人間」と
なったようだと診断した
それを聞いたボンファンは
「何言ってんだよ 先生 植物人間だなんて
こんなまともな人間に!
待ってくれ !俺はしっかりしてるよ!
誰も俺の声が聞こえないのか!
俺は帰ってきたんだよ~!」と
心の中で叫んだが、誰にも聞こえなかった
その後、ボンファンは刑事たちが来て
自分がハン室長によって罠にはまり
濡れ衣を着せられていることを知った
その後、ソヨンは医師から針治療を受けた
その時、哲宗が横にずっといてソヨンを
見守った
その頃、ファジンは哲宗を待っていた
その日、二人は初夜を
迎えることにしていたのだった
しかし、哲宗はソヨンを夜中ずっと見守ることに
したのでファジンの部屋には来なかった
それを知ったファジンは非常に心が揺れ
チョ王妃を訪ね
どうしたらソヨンを負かすことが
できるのかと尋ねた
その頃、ビョンインは哲宗が落とした布が
誰の物なのか、ずっと探っていた
そして内官がヨンピョン君がある日
竈に同じ布を燃やしていたのを見たと証言し
ビョンインはあの日、ソヨンを襲ったのは
ヨンピョン君であり、それを指示したのが
哲宗ではないかと思った
哲宗は眠っているソヨンを徹夜で看病した
その時、ソヨンが「お母さん」と言った
それを聞いた哲宗は
「体の具合が悪い時ほどお母さんを
思い出すものです」と言って
ソヨンの体を優しくトントンしてあげた
そして「元気になってください
中殿らしく、力強く起き上がってください
私とノータッチしようと言った約束、
守って下さらなくてはいけないじゃないですか
あなたのおかしな言葉使いも傲慢な態度も
許してあげますから
どうか、元気になってください」と
心を痛めながら、言った
その時、スウォン王后はチョ王妃とファジンが
中殿ソヨンを殺そうと巫女と共に祈っていたとし
そこに突然、現れた
チョ王妃は「お助けください」と
スウォン王后に跪いた
その後、ビョンインは哲宗の正体を突き止めようとした
ビョンインはソヨンを
別の場所に移動させると言った
哲宗がどこにと聞くとそれは言えないと言い
「殿下にお尋ねしたいことがあります
殿下とヨンピョン君は国婚された次の日の晩
どこで何をされていたのですか」と聞いた
哲宗が「そなたは今、何をしているのだ」と言った
ビョンインは
「覚えていらしゃらないようですね」と言い
ソヨンを連れて行こうとした
それを見た哲宗が「やめろ!」と言うと
ビョンインと共に来た兵士たちが一斉に
哲宗に剣を向けた
その時、哲宗は兵士たちの剣を奪い
ビョンインの首に当てた
そして「やめろ 王命だ
この人は私の女人だ 中殿の体に指一本でも触れたら
お前の首を斬りつける」と言った
そして兵士たちに
「私はこの国の王だ!
お前たちは誰の軍なのだ 私の軍だ
全員、引き下がれ」と叫んだ
そしてビョンインに「あの人はもうそなたの
従兄妹ではない だから安寧はもちろん
幸せも不幸も責任をもつのは
義禁府のそなたではなく私だ」と言った
それを聞いたビョンインは何も言えなくなった
哲宗はソヨンを実家に送った
そこにビョンインが来て
「お前がここにいると時間が元に戻ったようだ
あの時に戻れるなら・・・」と言った
そして「お前は私のもので
なければならなかったし
私もお前のものであっただろうに」と言い
ソヨンに口づけしようとしたが止めた
その後、ソヨンは意識を取り戻した
しかし、魂はボンフォンだった
ボンファンは一番苦手なソヨンの父親
キム・ムングンから過剰で手厚い保護を受けた
その後、ボンファンはソヨンの部屋から
古い書物を見つけた
それはソヨンが以前、読んでいたものだった
召使のホンヨンはソヨンが幼い頃から
書物を読むことが好きだったと言った
それを聞いたボンファンは
「勉強を好きな奴がどこにいるんだ
お父さんが喜ぶように仕方なく勉強したんだろ
母親の死の代価として産まれたんだから
その借りを返すかのように勉強してた
私の誕生日がお母さんの忌日だったから
いつも心が痛かった」と言った
するとボンファンは「っていう考えが浮かんでくるな
なんだ この私のもののような
私のものじゃないような記憶は!」と
言って驚いた
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