「哲仁(チョンイル)王后」17話あらすじ

哲仁王后

自分が妊娠したことを知ったソヨン
(ボンファン)はあまりの衝撃に皆を
部屋から出し、
「私が妊娠だなんて~
もうこれで人生終わった!」と叫んだ

ソヨンが妊娠したことを知った
ソウォン王后、チョ王妃、ファジン
ビョンインはそれぞれ複雑な思いになった

その後、ソヨンは厳しい胎教教育を
受けることになり、大好きなラーメンも
食べれず、ストレスの多い日々を
送ることになった

哲宗は妊娠したのに
絶望しているソヨンを
理解できなかったが、別荘に連れて行き
「一晩中、ずっと悩んでいました
普通、宮の女人にとって懐妊は
祝福なのにどうして中殿は
怒っていたのかって
どうしてもその理由がわからなかったので
理解はできないけど、そんなあなたを
受け止めることにしました」と言った
そして自然に二人は手をつなぎ合った
哲宗は「心配しないでください
私は絶対にこの国の腐ったをものを

追い出してみせます
この国を引き継ぐ私達の子供の為にも」と
言い、ソヨンのお腹を優しく撫でた

しかしその後、宮内で哲宗とソヨンが
本当は夜を迎えたことがないという噂が
立った
その為、二人はその噂を打ち消すため
わざとラブラブな姿を宮人たちに
見せつけた

その噂はチョ王妃が広めたものだった
チョ王妃はファジンに
「あなたが以前、中殿が偽の合宮
(男女の性交)をしたと言っていたでしょう
それを思い出したのです
あなたは存在だけでも私達の家門の
為に使われるのです」と言った
それを聞いたファジンは
「私があなたのような方に
似ていってしまっていたことが恐ろしいです
家門があなたについていくのは
子供を失くし悲しみにくれる
被害者だからです
でも自分が生きるために子供を
犠牲にした非情な母親だったら
皆は家門の首長としてあなたについて
行くでしょうか
今まで宮内で聞いた全てのことを
詳しく記し、国内に広めていきます
母親自身が息子の翼をへし折ったことを
後悔してください」と力強く言った

そして、ファジンは哲宗に王の側室の
位置を廃位してほしいと申し出た
ファジンは「この宮の中では
私自身を見つけることができません
どうか私自身の名前で
生きていけるようにしてください
殿下と私はお互いを大切にしていますが
これ以上、恋慕の心はありません
今の私はただ濱という名前で
別宮で閉じ込められて
生きているだけです
最後のお願いですから聞いてください」
と言い、哲宗は悩んだ末
それを許し、ファジンは廃妃として
生きていくことになった

ファジンが宮を出て行くとき
ヨンピョン君が来て哲宗を責めた
それを聞いたファジンは
「私が決めたことです
宮内に私がいたら私の意志とは関係なく
殿下のこれからの道を
塞いでしまうことになるでしょう
私はこれ以上、ここにいたら自分自身を
本当に失くしてしまうかもしれません
私はあなたの心も知っていました
知っていながらそれを利用していました
殿下から受け取れない気持ちを
あなたの心で埋めていました」と言った
それを聞いたヨンピョン君は
「私、自らそれを願ってやっていたことです
私にはお捧げすることができるのは
それしかなかったから」と言った
ファジンは「ありがたかったです
そして申し訳なかったです
これからはあなたの為にはならない恋情を
やめてください」と言い、宮を出た

その後、チョ王妃はスウォン王后に
直接訪ね、ソヨンのお腹の赤ちゃんは
哲宗との子供ではなく
キム・ビョンインの子供だという噂が
流れていると言った

それを聞いたスウォン王后はビョンインに
「お前が直接、中殿の首を持ってきたら
お前の罪は問わない」と言った
それを聞いたビョンインは
それはできないと言い
すぐにスウォン王后が垂簾聴政を
できるようにすると申し出た

ビョンインは哲宗にソヨンを守るのは
哲宗しかできないと言った
国内で起こっている民乱を哲宗自ら
行き、沈めたならば
国を救いに出陣した王の女人に
何かすることはないだろうと言った
それを聞いた哲宗はスウォン王后に
自ら出陣することを告げ
ソヨンとお腹の赤ちゃんを
守ってほしいと言った
その為、スウォン王后はビョンインの
言う通り、再び垂簾聴政を
行うことができるようになった

そして哲宗は一人で出陣の為、宮を出た
その時、そこにビョンインが立ちふさがり
「お前さえいなくなればいいんだ」と
哲宗に剣を振りかざした

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