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セロイの店の新しい’オーナーが
デヒだと知ったイソは
グンスとスアを見て
「気に入らない人間を追い出すために
この建物、買い入れるなんて!
いや~スケールでかいね
私はこの女が図々しくここに
氷を借りに来れることも理解できないし
なんでチャン・グンスがここで
仕事してるのかってのも・・・」と言うと
セロイが「やめろ!
それ以上言ったら怒るぞ」とイソを止めた
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その後、セロイはデヒに呼ばれチャンガに行った
そこでデヒは
「土下座して謝罪しろ
そうしたら過ぎた過去のことは全て忘れて
これ以上、何も奪うことはないだろう」と言った
するとセロイは
「土下座一つできなくて退学させられた日
うちの父は私を誇らしい息子だと
言ってくれました
だたの退学、ただの建物
あなたは私から何一つ奪えなかった
私が思う強さは人から来ると思っています
その人たちからの信頼が私を強くさせます
私はもっと強くなります」と言い切った
するとデヒは
「最後の機会だったのに
君は後悔するだろう」と言うとセロイは
「私との悪縁を切りたいと言われてましたよ
それはあなたが罪の償いをして
土下座すればいいんです」と言った
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その頃、グンスはイソから
自分の家とセロイの間に何があったのか
もう一度聞き、イソはそれを話した
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その頃、チャンガではスアがデヒに
「今回の建物購入は会長らしくなかったです
今まで、10年間会長を見てきて
正しくないこともされたこともありましたが
全てはチャンガの利益の為でした
でも、今回のことはただ感情で
動いておられるようで・・・」と言ったが
デヒは怒りを抑えきれなくなったので
スアを外に出した
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セロイはなぜか元気のないグンスを見て
どうしたのか聞いた
グンスは自分の家とセロイとの間に
何があったのか聞いたと言った
それを聞いたセロイは
「お前がこの店で働きたいと言って来た時
俺はなぜかお前が何かに
頼りたくて来たような気がした
それが「タンバム」とか俺が
頼れる所になれるんじゃないかと思ったんだ
同情じゃなくてお前を見ていると
俺自身が見えたからだ」と言った
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それを聞いたグンスは
「うちの家族が兄さんにしたこと
本当にすいませんでした
絶対に罰を受ける日が来ます」と謝った
そう言うグンスを見てセロイは
グンスを抱きしめ、優しく背中を叩き
慰労した
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その次の日、グンスはイソに
「他の店に行くより
ここで続けた方が店の為にいいんだろ
俺、ここを辞めようと思う
俺がチャンガに帰るっていう条件で
父さんにセロイ兄さんの店のこと
かまわないでほしいって
お願いしてみようと思う」と言った
それを聞いたイソは喜び
「そうしてくれるとありがたいな」と言ったので
グンスは「お前、ほんといやな奴だな」と言ったが
グンスも内心、それが一番いい方法だと
実感していた
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それをセロイに言ったグンス
しかしセロイは
「辞める理由がお前のお父さんや
兄さんのことだったら
辞めるなよ
俺はお前が弟みたいで好きなんだけど」と言った
それを聞いていたイソが
「グンスがここを辞める条件で
お父さんに私たちがここで続けて営業できるように
お願いしてみるって
グンス一人が辞めたら
新しい店に移る必要もないし
全部、解決するでしょ」と言った
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しかし、それを聞いたセロイは怒って
イソのネームプレートを取り
「お前はマネージャーの資格はない!」と言った
イソは「情 情
いつまでそんな情なんて奴で動くの!
もっと現実を見ないと!
バイト一人辞めさせれば
終わることじゃない
一体、何億の損を出したら
わかるのよ!
商売って利益を出さなきゃ・・・」と叫んだ
するとセロイは
「俺は!商売がそういうもん
だったらやらない!」と叫んだ
イソは「私は社長が損するのを見るのが嫌なの
全部、社長の為に」と言うと
セロイは「俺の為なのに
なぜ、俺の大切な人を
辞めさせることなんだよ!」と叫んだ
しかしイソは「社長の考えが
そうだったとしても
私はここのマネージャーです
何を言ったとしても
私たちはここを出て行かなければならないし
これからこういうことが起こらないとも
限らない
私は社長に人生を懸けたんです
責任取ってください
実質的な代案をだしてください」と言った
するとセロイは「建物自体を全部買う」と言った
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それを見ていたスアはイソに言った
「セロイは変わらないよ
そして誰も変えることはできない
とっても強い覚悟があるから
だからあんたが本当に
セロイの味方になりたかったら
変えようとしないで
一緒に行く覚悟をしなくちゃいけない
理解してあげないと
私はそれができなかったから
今はセロイの反対の立場にいるんだから」と言った
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次の日、イソはスアの言ったことを思い出し
バイトのトニーが韓国人である父を探しに
アフリカから来たことを知り
イソは自分がトニーの父親を探すのを
手伝うと言った
そしてセロイに
「私のマネージャーのネームプレート
返してください」と言った
セロイはイソの胸に
ネームプレートをつけてあげた
イソは「社長さんスタイル
この世で一番難しいですけど
理解するように努力してみます」と言い
それを聞いたセロイは
「ありがとう」と言い
イソの頭を優しく撫でた
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その後、セロイは新しい建物を買い
新しく店を開くことにした
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それを知ったデヒはイソを呼んだ
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