眠れないセリが外に出てみると
そこにジョンヒョクがいた
驚いたセリは「私はこういう類の夢は
好きじゃないの
リ・ジョンヒョクさんがそんな風に
私を見るのも嫌です」と言うと
ジョンヒョクは「夢じゃない」と言い
それを聞いたセリはジョンヒョクに抱き着いた
その後、セリはジョンヒョクに
一体どういうことなのか聞いた
ジョンヒョクは「チョ・チョルガンが
ここに来ている
あいつがここに来た目標はあなただ
そしてあなたを利用し
私と私の父、そして私の家全てを
攻撃してくると思う
私をそれを防ぐために来たんだ」と言った
その頃、ジョンヒョクの父
チョンリョルの指示で
ジョンヒョクを北朝鮮に無事に
連れ戻してくるように言われ
韓国に来ていた中隊員たちは
チキンの店の前でお腹を空かせ
客がチキンを食べる姿を
羨ましそうに見ていた
その頃、ジョンヒョクはセリの家で
チキンを食べていた
セリはジョンヒョクに家族とも仲良くなり
元気で楽しく過ごしているから
心配しなくていいと言った
しかし、その時ベルが鳴り
2番目の兄セヒョンとその妻サンアが
セリの家に来た
セリは急いでジョンヒョクに
隠れるように言った
セヒョンはセリに
「わかってるだろうけど
父さんの位置は俺のものになる
だから父さんに余計なことするなよ
最近、人を生きたまま
埋めることんなんて
すぐできるんだからな
お前一人位、ここで顔上げて
生きていけないようにする方法なんて
いくらでもあるんだ」と言った
それを聞いていたジョンヒョクは
心を痛めた
そして帰りにサンアは玄関に
ジョンヒョクの靴を見つけた
セヒョンたちが帰ると
セリはジョンヒョクに
「何も言わないで 恥ずかしいから」と言った
するとジョンヒョクは
「何も言わない」と言ってセリを
優しく抱きしめ
「でもこれは忘れないでください
人生で忘れてはいけない人は
憎い人ではなくいい人ですよ
憎い人を心に思っていると
心が傷ついて
あなただけ損です」と言った
その頃、中隊員たちは韓国のチンジルパン
(日本のスーパー銭湯)に初めて行き
「ここは天国だ」と喜んでいた
その次の日
セリはジョンヒョクを連れて百貨店に行き
高価な服を何着も買った
どんな色のスーツもぴったりと決まる
ジョンヒョクの姿にセリはときめいた
そして、そのまま二人は
セリの会社に出勤した
その頃、中隊員たちもセリの会社を突き止め
中に入ったが社員証がないので入れなかった
そこに警備員が来たので
この会社の社長に会いに来たと言ったが
約束していなかったら会えないと言われ
仕方なく外に出た
その時、セリの会社の警備員の中に
チョルガンがいた
その頃、北朝鮮ではスンジュンが追われ
またダンに助けられた
行き場のないスンジュンを
ダンは自分の家に泊めた
ダンが家から出ようとすると
スンジュンが
「ラーメン食べて行かない?」と誘った
それを聞いたダンはお腹も空いていたので
スンジュンと一緒にラーメンを食べた
するとスンジュンが
「ラーメン食べて行かない?と男が誘うのは
韓国では簡単に言う言葉じゃないから
俺は大丈夫だけど
もしこれから他の男がそう言ってきたら
はっきり断らなきゃだめだよ」と言った
するとダンは
「なぜ断らなくてはいけないのですか
私は大丈夫なのに」と言った
それを聞いたスンジュンは動揺し
「何が大丈夫なんですか!?
ラーメンが?男が?!
それとも俺が?!」と言った
それを聞いたダンは意味深に笑った
その為、なおさらスンジュンは動揺し
気になって眠れなくなった
そしてダンとジョンヒョクの結婚が
破談になった原因は
ダンに新しい彼氏ができたからだと
噂になった その相手はスンジュンとなっていた
次の日ダンは再び、スンジュンに会いに行き
スンジュンはそれを喜んだ
その頃、誰かがジョンヒョクの姿を撮影し
SNSにあげた
ジョンヒョクのあまりのかっこよさに
韓国の女性たちは「イケメンすぎる!」
というコメントが多数、寄せられた
それ見て嫉妬するセリと
喜ぶジョンヒョクだった
そんな二人の会話を
チョルガンが聞いていた
その後、ジョンヒョクに電話が来て
チョルガンを捕まえることが
できる情報を得た
その為、ジョンヒョクがそこに向かったが
男たちがジョンヒョクを攻撃してきた
その時、ジョンヒョクが
セリの側にいない間にチョルガンが
セリを狙った
それに気づいたセリはすぐに逃げ出し
駐車場の警備室に入り込んだ
その時、ジョンヒョクはセリに電話したが
出たのはチョルガンだった
チョルガンは「今、俺は
ユン・セリと一緒にいる
電話を切らずにこっちに来い」と言った
それを聞いたジョンヒョクは
すぐに走り出した
そして危機一髪でセリを救った
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