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イソはセロイに告白した次の日
少し休暇が欲しいと言った
そして次の日からイソは店を休んだ
セロイはそんなイソを心配し
イソもセロイにすぐに会いたくなっていた
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その頃、刑務所に入ったグンウォンは
勇気を振り絞り父デヒに電話した
そして「私にここまでする理由は何ですか」と聞いた
デヒはただ「チャンガの為だ」と言い
電話を切った
それを聞き、グンウォンは涙を流した
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イソがいない間にタンバムに投資した会社が
突然、投資をしないことを明らかにしたため
他の会社も次々とタンバムへの投資を中止した
そしてタンバムに投資した人々が来て
セロイに文句を言いに来た
それは初めから全てデヒの計画だった
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それを知ったイソは投資会社に連絡したが
話を聞いてもらえなかった
その時、セロイが一気に
フランチャイズ化しないで
1店舗、1店舗を大切に育てていきたいと
言ったことを思い出し
自分を信じてくれたセロイに
申し訳ない思いになった
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タンバムに行ったスアは
投資家たちに責められているセロイを見た
そんなセロイにスアは
「チャンガに対する復讐も何も全部やめて
私と一緒に幸せになろうよ」と言った
その時、イソから電話が来た
セロイは自分を責めるイソに
「お前自身を責めるな
俺が決めたことだ
俺が責任を持つ
俺はこんなことはどうってことない
本当に大変だったのは
俺の所信によって20年間働いてきた職場を
父さんが首になったことだ
そして父さんがひき逃げされて亡くなり
それを隠蔽された時だ
俺は一回もうだめになったんだ
そんな俺がもう一度立ち上がれたのは
復讐を決めたからだ
だからその前に俺の幸せはない
俺はチャンガをつぶす
その前にやめることも止めることもできない」と
イソにそしてスアに言った
それを聞いたスアは座り込み泣いた
そんなスアにセロイは
「ごめん ごめんな」と謝るしかなかった
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その頃、セロイのお蔭で
自分の孫であるトニーに出会えたおばあさん
おばあさんキム・スンレは
過去にチャンガの創業時にデヒに
投資した人物だった
そんなスンレがデヒにに会いに行き
デヒがタンバムに対する投資を
ストップさせたことを知り
止めるよう警告した
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その夜、タンバムに帰って来たイソに
セロイは「もう大丈夫なのか
心の整理はできたのか?」と聞いた
イソは「とってもとっても大好きです
このぐらい好きだから大学も行かないで
タンバムで働くことにしたんですよ
私が働く理由の全てが社長です
受け入れてもらえなくても大丈夫
だからこれから私に好きになるなとか
心の整理しろとか言わないでくださいね
私の心は私のものですから
それが解雇の理由になるなら
解雇してください」と言った
それを聞いたセロイは
「お前のいないタンバムは
想像できない」と言った
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その後、イソはおばあさんスンレを
タンバムに呼んだ
おばあさんにタンバムへの投資を
お願いしようとしたのだった
しかし、セロイがそれはできないと言った
それを聞いたおばあさんは
「金もないし能力もない奴が
夢だけ大きいだけなんだな
店で働く店員たちは苦労してるのに
代表は自尊心だけ立てるっていうのか
自分だけきれいなら
いいっていうんだな
誰がこんな奴に投資するか」と
言って出て行った
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イソはそんなおばあさんについて行った
そしてセロイもおばあさんが言ったことを
思い出しもう一度考え直した
そして済州島の別荘に行ったおばあさんに
電話し「投資をお願いします」と言った
するとおばあさんは
「お前の目標は何だ?」と聞いてきた
セロイは「この国の中で一番になることです」
と言った
それを聞いたおばあさんは
「それなら行動で証明しろ」と言い
今、出演している
「最高屋台」で優勝したら
投資を考えてやると言った
それを聞いたセロイは感謝し
横にいたイソに「すまない
そしてありがとう」と言った
するとイソは「いつも謝ってばかり
わかりました~愛してます
おやすみなさい 私の夢みてくださいね」と言い
それを聞いたセロイはドキドキした
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そして「最強屋台」の収録の日
セロイとヒョニがスタジオに着くと
皆がヒョニがトランスジェンダーだということを
小声で話しているのが聞こえた
それはSNS上で話題になっていたのだった
それを見たヒョニはスタジオから逃げ出した
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それはグンスがしたことだった
グンスはスアに「勝つためです
これがチャンガの
やり方ではないですか」と言った
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驚き動揺しているヒョニを
探し出したセロイは
ヒョニの手を握り
「大丈夫、大丈夫だから
前、俺がお前と一緒に働いていた工場で
言ったこと覚えてるか
お前は俺が知っている奴らの中で
一番、勇敢な奴だ
誰が何と言っても一番勇敢で
可愛い女だ」と言った
そして落ち着いたら帰ろうと言うセロイに
ヒョニは「大丈夫です
私はタンバムの名前を懸けて
出場しているんです
逃げません 味で納得させます
できます」と強気で言った
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しかし、セロイは「逃げたっていいんだ いや
逃げるじゃないよな
間違ったことしてないのに
あんな視線に耐えてまで
やるような重要なことじゃないから
お前がお前だってことを
他の人に納得させる必要なんてない」と言い
それを聞いたヒョニは
自分を大切に思ってくれるセロイの言葉に泣いた
そしてセロイはそんなヒョニを強く抱きしめた
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ヒョニは逃げなかった
スタジオに堂々と入って行き
皆の前で「タンバムの調理師マ・ヒョニ
私はトランスジェンダーです
そして私は今日、優勝します」と宣言した
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