「サイコだけど大丈夫」4話 あらすじ

サイコだけど大丈夫

キドがマイクの前で自分の思いを
叫んでいるのを見たガンテは思わず
ムニョンに「お前と一緒に遊ぼうかな」と言った
その後、それを聞いたムニョンは
「何して遊ぼうっか」と言ったが
ガンテは独り言だったと言った
その後、キドは捕まえられ
キドの父である国会議員候補者の付き人?が来て
「あんたたちのやったことで
議員に何かあったら・・・覚悟しておけよ」と言った
それを聞いたムニョンが
「お~怖い 私どうしたらいいの~」と
バカにしたように言ったので男は怒り

ムニョンを叩こうと手を振り上げた
それをガンテが止めて、ムニョンを守った

その後、キドは母に叩かれ怒られたが
キドはいつも自分に全く無関心だった母が
自分に対し、涙を流し真剣に訴えるのを見て
うれしくなった
そしてガンテに「兄さん 俺の母さんは
俺を憎んでいるんじゃない
俺のこと本当に愛してくれてるってわかった
叩かれている方はわかるんだ
愛情がこもっていると叩かれても痛くないんだ」
と言った
それを聞いたガンテは
自分の母のことを思い出した
母はガンテを心から愛してくれたが
サンテのことを育てることで精一杯で
ガンテの本心を
わかってあげることができなかった
ある日、母はガンテに
「ガンテ お前は死ぬまで
サンテ兄ちゃんの傍にいてあげなくちゃだよ
育てるのはお母さんがするから
お前は守ってあげて、気遣ってあげて
わかった? お母さんがお前を
そうしてほしくて産んだんだから」と言った
それを聞いたガンテは本当に寂しくなった
自分は何のために産まれて来たのか
兄さんの為に産まれて来たわけじゃない
自分の為に、自分が幸せになるために
産まれて来たのに・・・
そして母には兄さんを世話する
いい子のガンテだけでなく、ガンテ自身全てを
愛してほしかった

その後、ガンテはムニョンの車で病院に向かった
車の中でムニョンは桜が散っているのを見て
それを嫌がった
そして「私はモクレンが好き
散る時、花がそのまま散り落ちる姿が
すっきりしていいから
あんたはどんな花が好き?」と聞いた
ガンテは「好きじゃない 春が来るのが嫌だ
またその場を離れないといけないから」とつぶやいた
ムニョンはよく聞こえなかったが
ガンテの顔をずっと見つめた

その後、二人はコンビニで
カップラメーンを食べた
ガンテはムニョンに
「今回、発売される新刊、
発売禁止になったんだって?
もしかしてあの時のことのせいで・・・
うちの兄さんのことで」と聞いてみた
ムニョンは違うと言った
ガンテは「その絵本のメッセージは何だ?」と聞くと
ムニョンは読んでみてと言い
ガンテは「絵本なんか読む年じゃないから」と言うと
ムニョンが「まだ子供みたいだけど」とガンテの頭を
撫でながら「すごく可愛がられたいのが
見えるもん」と言った
それを聞いたガンテは何も言えなくなった
また、自分の内心をムニョンに
読まれてしまったからだった

ガンテは愛されたくて
どうしようもなかったのだった
その時、ガンテは子供の頃の自分に戻っていた

病院に向かう車の中でガンテが
「どうしてお父さんの
散歩してあげないんだ」と聞いた
ムニョンは「どうせ痴呆老人なんだから
魂は死んで皮だけ残っただけの存在
そんなものにどうして時間使うの
時間がもったいない
ただ、死んでしまえば楽なのに
あんたの両親はなんで死んだの?」と言うと
ガンテは「なんでそれを知ってるんだ」と言った
ムニョンが「ちょっと調べただけ
物を買う時も期限とか原産地とか調べるでしょ」
と言うとガンテは
「物?お前にとって人は物なのか」と聞いた
ムニョンは「違う所は何?
子供も親が流通期限が過ぎて
腐った匂いがしてきたら捨てるし
親も自分にとっていい子は大切にして
悪ガキは捨てるでしょ
あの国会議員の息子もそうでしょ」と言った
そこまで聞いたガンテは気分が悪くなり
その場で降りると言い、無理やり車を止めさせ
降りた
そして「俺が忘れてた 
お前が人とは違うってこと
少し忘れてた 俺自身がわからないうちに
お前に何か期待してしまったようだ」と言った
それを聞いたムニョンは
「私に何を期待していたの」と聞いたが
ガンテは「今はそんなものない」と立ち去ろうとした
するとムニョンが「愛してる!」と棒読みで
不敵な笑みを浮かべながら言った
それを聞いて少し立ち止まったガンテだった
しかし「愛してる ガンテさん」と再び
心のこもっていないような棒読みで言うムニョンに
ガンテはため息をつき、その場を立ち去った
その後もムニョンは「愛してるってば!

愛してるんだって!本当にとってもとっても
愛してる また逃げるの!私が愛してるって
言ってるのに どうして!」と叫び続けた
ムニョンはどうしてガンテが
怒りだしたのか本当にわからなかった
ただ、自分が思ったことを言っただけなのに

その夜、ムニョンは昼間ガンテが
「お前は人と違う」と言ったことを思い出した
以前、母が自分に「お前は他の人とは違うの
特別な存在 お前は私が作った最高の傑作品よ
お前は私なの 愛してる 娘よ」と言っていたのを思い出した

その頃、ムニョンを探しに来たサンインは
ジェスのピザ屋で食事をしているとき
そこに訪れたジュリを見て一目惚れした

その頃、ガンテとサンテは文房具屋で画材道具を
探しに行っていた
そこでサンテが大好きな恐竜を見て
「可愛い ほしいな」と言ってすぐにそれを持って
会計に向かった
それを見たガンテはムニョンが自分に
「きれいだから ムン・ガンテが欲しい
私が見ていいと思ったものは欲しくなるの
欲しくなったら、自分のものにしないと」と
言ったことを思い出した
サンテの姿を見て、ムニョンの気持ちが
少しわかったような気がした

次の日、キドの父である国会議員が病院に来た
キドが病院から逃走したことがムニョンと
ガンテの責任だと言うのだった
しかし、オ院長は舞台で自分の思いを吐き出した
キドがそのお蔭で病状が退院してもいいほど
よくなっていると言った
しかし、キドの父親は他の精神病院にも
入院させることができるし、一生出れないように
することもできると言った
オ院長は「子供にそんなこと
してはいけないでしょう」と怒りを露わににしたが
父親は「私にとって使えない子供なんか必要ない」と
言い切った
それを聞いたガンテは
「子供が親にとって
使えることができないといけないのか」と言った
父親は「子供は親が必要だから産まれたんだ
お前の両親にも来てみろ
何にも使えない子供が
必要なのかどうかってな」と言った
するとガンテは「だったら
産まなければよかっただろう!」と強気で言い
それを聞いた父親にビンタされた

その頃、サンテは病院内の壁に絵を描くため
構想を練っていた
そこにムニョンが来て
「やっと会えたわね サンテお兄様」と言い
ムニョンを見たサンテは喜んだ
サンテはムニョンと楽しい時間を過ごしていた
そこにガンテが来た
ムニョンはガンテの頬が赤くなっているのを見て
「誰かに殴られたの!一体誰に
言ってみて 私が何とかしてやるから」と叫んだ
そんなムニョンと話がしたいと思ったガンテは
サンテに少しロビーで待っていてほしいと言った
するとサンテは嫌だとムニョンと
一緒にいたいと言った
それを聞いたガンテは思わず
「言うこと聞けよ!少ししたら行くから」と
大声を張り上げてしまった

ガンテは自分を心配するムニョンに
「なんでお前が怒るんだ
心が痛いのか そうじゃなきゃ 悲しいのか
今、一体どんな感情なんだ
お前はわからないんだ どんな感情で興奮して
今話してるのか お前自身もわからないんだ
心の中は空洞でただ声だけ出してるだけだ
空き缶みたいに
だから、なにもわからないのに
俺に対してわかったように、理解しているように
錯覚するなよ
お前は死ぬまで俺のことは
わからないだろう」と言い、その場を立ち去った
一人残されたムニョンは茫然と立ち留まった

その後、ガンテに怒鳴られたサンテは
ガンテが自分を憎んでいると思い
病院の厨房から出てこなかった

そしてムニョンは父の散歩をしようとした時
父に「死ね、死ね」と言われ、首を絞められた
ムニョンはそのまま横に倒れたまま
泣いているように笑った

その後、ガンテはサンテは厨房長であり
ジュリの母であるスンドクが連れて帰ると
言ってくれたので、バスに乗り一人で帰ろうと
するとムニョンが一人、歩いているのが見えた
しかし、ガンテはそのまま通り過ぎた

しかし、家に帰ったガンテは自分がムニョンに
言ったことを思い出していた
そしてムニョンも疲れ、一人座り込み
「あんたも私のこと死ぬまでわからないわ」と言った

その夜、ガンテはムニョンの新作
「ゾンビの子供」を読んでみた
「ある小さな村に一人の男の子が産まれた
肌は青白く、目がとても大きい子供だった
子供が大きくなっていくにつれて
母親は自然とわかった
この子は感情が全くなく、ただ食欲だけがある
ゾンビの子供だということを

その為、母親は村の人に知られないように
地下室に子供を匿い、
毎晩、他の家の家畜を盗み
餌をあげて、誰にもわからないように育てた
ある日は鶏を・・・ある日は豚を・・・
そして何年か経った後
村に疫病が流行り、家畜は皆死に
人々も多く死んだ
それでも生きている人はその村を立ち去った
息子だけ置いていけない母親は
お腹が空いて泣いている子供に
自分の片足を切って与え
次は片腕を与え、そうしてみんな与えた後
胴体だけが残った時、最後に子供の懐に入り
自分の残った体を任せた

胴体だけ残った母親を子供は両腕で抱きしめ
初めて一言言った
「お母さんは本当に暖かいんだな」と
子供が欲しかったのは餌だったのか
母親のぬくもりだったのか」

それを読んだガンテは大粒の涙を流し、泣いた
自分が幼い頃、感じたことだったからだった
母はいつもサンテを心配し
サンテの方を向いて眠っていた
その時、ガンテは母の背中にくっついた
母の暖かいぬくもりがガンテを安心させたのだった

その後、ガンテはジェスからムニョンが
父から首を絞められたことを聞いた
ガンテはバスから見たムニョンの姿を思い出し
すぐにジェスのバイクを借り、走り出した
外は土砂降りの雨だった
ムニョンを見つけたガンテは
ずぶ濡れになったムニョンに自分の服を
かけてあげた
するとムニョンは少し笑い、力を失くし
ガンテにもたれかかった
ガンテはそんなムニョンを受け止めた

コメント

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