領議政マンチャンは何とかウンボが
死んだ王妃(ウンギ)であることを
明らかにするため
ギホに「殿下が君を側に置くのは
君の娘が本当は死んだ
王妃なのではないかという噂が
立っているからではないか」と言い
本当にウンボがギホの娘なのかと
聞いてきた
それを聞いたギホは
「答える必要がないようです」と言い
すぐにギョンにそれを報告した
それを聞いたギョンは
大臣たちを呼び
「私は当分の間、新しい王妃を
迎えることは考えていない
それよりも早く逆徒たちを
(謀反を起こした者たち)
捕まえることが先だと」告げた
その頃、ウンボが
王妃の双子の妹だということを
ジェファから聞いたフンギョンはヨンジに
「昔から国法で班家(両班の家柄)の
双子の出生を禁じた時があったから
最初から双子が存在していたとは
思わなかったのだろう
もう少ししたらお前もわかる時がくるだろう
あの女のせいでこの国が
大変な状態になるだろうということを」と言い
大声で笑った
その後、ウンボはギョンを心配し
漢方の薬を準備した
そこでウンボは領議政マンチャンが
ウンボの正体を
探っていることを知った
そしてウンボの父イスの無罪を証明するため
再調査していることも聞き
ウンボはギホの身を心配し
ギョンに感謝しながらも
自分のせいでギョンに負担を
かけてしまっていると思い心を痛めた
その夜、それを聞いたワルは
自分が宮から出て情報を
集めてくると言った
その時、ジェファは妓房に行き
妓生に財を渡し
ある噂を流してほしいと言った
それは王の後宮(ウンボ)が王妃(ウンギ)の
双子の妹だということだった
それは領議政マンチャンにもすぐに伝わった
マンチャンはそれをすぐにギョンに伝え
この噂の真相を
究明しなければならないと言った
そして「20年前の予言が
現実になるのではないかと
民たちは恐れているのです」と言った
それを聞いたギョンは内官に
20年前の双子に対する予言を
調べろと命じた
その頃、その噂を聞いた大王王妃がウンボに
「そなたが死んだ王妃の双子の妹だという噂は
本当か」と尋ねた
それを聞いたウンボは驚き
「ママがどうしてそれを!?」と言い
それが事実だということを認めた
大王王妃は「一体、お前の家門と
私たちがどういう因縁があるのか
20年前の死んでいなくてはならない姉妹が
結局、君上をダメにしてしまうのか
その予言が結局,呪咀と
なってしまったのだ」と言い
それを聞いたウンボは驚愕した
その後、ウンボはギホから
20年前に「班家から産まれる双子によって
世が変わる」という予言が起こり
双子が産まれると問題になるということで産まれた双子を
殺害したというのだった
その為、イスはウンギとウンボを
双子だということを隠し育てたのだった
それを知ったウンボと
ギョンは衝撃を受けた
ウンボが王妃の双子の妹だと知った大王王妃は
すぐにギョンを訪ね
なぜそれを隠していたのか聞いた
ギョンは「私はあの人を愛しています
世子の時からあの人と縁がありました
その時からあの人を心に留めてきました
自分の姉を殺した犯人を捕まえるため
揀択に参加した人です
自分の家に汚名を晴らすためにです
そんな事態にしたのは誰ですか
どうしてあの人だけに
罪があると言えるのですか!
予言など信じません
でも心配しないでください
カン・イスの汚名を晴らしたら
宮から出て行けるようにすると
約束しましたから」と言った
その後、ウンボは王妃に呼ばれ
ウンボが死んだ王妃であるか
服を脱がせて、傷があるか
確認されそうになった
そこにギョンが来てウンボを助けた
心を痛めたギョンはすぐに
宮を出るように言った
しかし、ウンボは
「私は逃げたくありません
お父様の汚名を晴らし
自分自身を堂々と明かし
私が受けるべき罰を受けます」と言った
その時、宮の外では忠臣と儒生たちが
デモを行い始めた
忠臣たちはウンボが
王妃の双子の妹だという噂の真相を
究明してほしいと訴えた
それを見ていたジェファは
ウンボをギョンから奪い取り
ギョンの死ぬ姿を自分の横で
見せつけてやると言った
その頃、ワルは幽閉された元刑曹判書の
クォン・イクスを訪ね
今までの起こした事は全て
領議政キム・マンチャンを初めとするキム家の
仕業だったと証言してくれれば
ハニャンに残された家族の生活を
責任を持つと記されたギョンからの
書信を渡した
その夜、ギョンは儒生たちが
ウンボに対する処罰を願う上書を
訴えて来たのでウンボの決心が
変わりないことを確認した
ウンボは「はい、私の選択は
変わっていません」と言った
それを聞いたギョンは明日
大臣たちの前で真実を明らかにしようと言った
ウンボはギョンに
「今まで本当にありがとうございました
殿下が私をウンボと呼んでくださった時
本当にうれしかったです
そう呼んでくださったので
私は自分の名前を探したくなりました
殿下が呼んでくださったこの名前で
ここを離れます
それだけで私は十分です
ですから私の為に
長く心痛めないで下さい」と言った
それを聞いたギョンはウンボを
強く抱きしめ泣いた
そして次の日
ウンボは大臣たちの集まる便殿に行き
「私は噂の通りホン・ギホ大監の
本当の娘ではありません
私は亡くなったカン・イス大監の娘であり
中殿カン氏の双子の妹
カン・ウンボです」と自ら明らかにした
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