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するとそこにソンホが現れヨンに
「知り合いじゃない
私を訪ねてきたお客さんだ」と嘘を言った
それを聞いたヒジェは外に出て
「これが私にできた最善の方法だった」と言う
ソンホの頬を叩いた
そして「最善ではなく言い訳でしょ
あんたが本当に最善を尽くしたんだったら
ヨンはフィの横にいれたはずでしょ」と言った
しかしソンホはそうしていたら
父に二人とも殺されていたと言い
それを聞いたヒジェはまたソンホを軽蔑し
ソンホはまた傷ついた
その会話をヨンが聞いていた
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その頃、チンピラの頭は「庚申年11月23日」の話をしていた
そして「ナムジョンは俺を絶対に殺せないんだ
だって俺が全てこの目で見たんだからな」と言った
チンピラの頭はその日
ナムジョンが裏切って
3人を殺したのを目撃していたのだった
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フィはそのチンピラの頭を捕まえに行った
その時、ヒジェがフィに会いに来て
その男を見た
その男はヒジェの母を殺した男だった
ヒジェはその男を殺そうとしたが
その男がナムジョンの指示でやったと言った
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母が殺され、この男を殺そうとした幼いヒジェを
止めたのはフィの父ソ・ゴムだった
ゴムはヒジェに「お前の恩讐は他にいる
その時は私が助けることはできないだろう
お前が本当の恩讐を見つけるまで
こいつが生きている事を望むか」と言い
ヒジェを止めた
それを思い出し今もヒジェはこの男を殺さなかった
そして今はそんなヒジェの手を
優しく握るゴムの息子フィがいた
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その後、ヒジェはフィに
「これから私のお母さんの密書はあんたのものよ
それを言いにここに来たの
今まで、一人で孤独で寂しかったでしょ
これ以上一人で背負わないで
一緒に背負っていこうよ
私、もう二度と誰も失いたくない
誰よりもあんたを
今、あんたが住み世界に私が入って行ったの」と言って
ヒジェはフィを抱きしめ
フィもヒジェを抱き留めた
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その頃、ソンホはソンゲを訪ね
密書はバンウォンが持っていると言い
密書の内容が明らかにされたら
ソンゲは自分と父を殺さないといけない
そうなったらバンウォンと戦うことができなくなる
その為、密書の内容が明らかになる前に
世子冊封を急がなくてはならない
そしてこれから自分がバンウォンとナムジョンに代わって
王ソンゲの王座を命がけで守って行くと誓った
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そしてソンホは密書を手に入れるため
フィを訪ねた
ソンホは「計画を止めろ
バンウォンはお前を利用するだけ利用して
捨てるだけだ
俺に賭けろ そうしたら俺が直接、殿下に渡し
お前とヨンを救ってやる」と言った
しかし、フィはソンホが自分の欲を満たすために
言っていると判断し密書をソンホに渡さなかった
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その後、フィはバンウォンの配下に捕まえられ
バンウォンの前に連れてこられた
バンウォンはフィになぜ事を起こしたのか
お前が狙っているのは誰だと聞いた
するとフィは「ナムジョンです
私を軍役に送り、殺そうとしたのはナムジョンです
ナムジョンを確実に失脚させる為には
大君しかいません
その為に書信を矢につけ放ったのです」と言った
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その後、遂にソンゲは王世子を
側室神徳王妃カン氏の息子で
八男の幼いバンソクを任命した
そして他の大君(息子たち)が持っている
私兵を失くすように指示した
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その後、バンウォンの存在を恐れた神徳王妃カン氏は
ナムジョンにバンウォンより先に
剣を抜くように命じた
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その頃、バンウォンはフィを呼んだ
バンウォンはフィに「お前も私を殺すつもりか」と言った
するとフィは「全ての人が大君を
殺そうとしていたとしても私はそうしません」と言った
その時、バンウォンの部下が
ナムジョンが世子冊封の宴に招待してきたと伝えた
それを聞いたバンウォンは断れと行ったが
フィは「行ってください
これから私が準備した場を
お見せいたしますから」と言った
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そして宴の席に着いたバンウォンに
フィはそこに座っているナムジョンを
「斬りましょうか」と聞き
バンウォンはそれを許可した
そしてフィはナムジョンに刀を突き付けた
その時、バンウォンが止めた
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その瞬間、ナムジョンの部下がナムジョンを呼んだ
外には多くの張り紙が張られていた
そこには「 庚申年 11月23日
偽の忠誠を誓ったナムジョンを告発する
王はナムジョンを斬首しろ」とあった
それを読んだバンウォンにナムジョンは
「お前がやったことなんだろう」と言いながら
その場を立ち去った
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これもフィの計画だった
バンウォンはフィにこの告発文の眞本はあるのかと聞くと
フィは「時が来たら眞本も証人も見せてあげます
その時は宮内で皆が見ている前で
殿下(ソンゲのこと)がご覧にならなければなりません」と言った
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密書の眞本がバンウォンにあると思ったナムジョンは
フィを呼び今日の夜
バンウォンを殺すように指示し
矢に塗る毒薬を渡した
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その頃、ヨンはフィが
自分の兄だということを思い出し、号泣した
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バンウォンはフィの妹ヨンが
ナムジョンの家に捕まっているということを知り
フィがナムジョンを本当に殺そうとしているのか
ナムジョンと仲間なのか
調べなくてはいけないなと言った
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そしてフィの秘密基地もバンウォンに見つかってしまった
それを見たバンウォンはフィが
ナムジョンと手を組み自分を殺そうとしている確信し
フィを殺すように指示した
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その後、フィはバンウォンの家に向かった
向かい打つバンウォンの部下たちに立ち向かい
遂にバンウォンの部屋に入った
バンウォンは「やはり来たか」と言い
フィは「大君を殺しに来た」と言い
バンウォンに向けて矢を放った
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