フィは傷ついたソンホを抱え
イファルに連れてきた
その時ヨンが
「どんなことがあってもソンホお兄様は
失っちゃだめだよ
誰もが私達を助けてくれなかった時に
ソンホお兄様だけは助けてくれたんだから」と
言っていたのを思い出した
フィはヒジェと久しぶりに
二人だけの時間を過ごした
ヒジェはバンウォンが二人を必ず
殺しに来るだろうと言い
ここから逃亡することを勧めた
しかし、フィは何か方法があるだろうと言い
「お前を置いて去ることはできない」と言った
そしてヒジェにやさしくキスし
「今まで俺の夢にいつもお前がいてくれた
お前のお陰で今まで生きることができた」と言い
ヒジェを抱きしめ
「最後の瞬間まで俺の夢はお前だ」と言い
二人は涙を流した
その後、現在の王でソンゲの次男バングァは
バンウォンを自分の養子として
王世弟ではなく王世子にしようという意を
ソンゲに告げた
するとソンゲは仕方なくそれを認め
玉璽を押した
その後、フィはバンウォンを訪ね
ソンゲに利用され
バンウォンを殺そうとしている
父ソ・ゴムを慕っていた将軍たちを
説得に行くと申し出た
それがバンウォンとソンホそして自分が
生きることができる唯一の道だと話した
そして「俺が大君を殺さない理由は
大君だからではなく
俺の大切な人々を守る為だ」と言った
その後、フィはチドと一緒に
将軍たちに会いに行った
その途中、ソンゲが送った刺客たちに
襲われたフィたち
そこにソンホが来て助けた
フィたちが到着した村には
ソ・ゴムの部下だった将軍たちと
戦で傷ついた者やその家族
捨てられた人々をソ・ゴムが
受け入れ集まって住んでいる場所だった
人々はソ・ゴムの息子フィを見て喜んだ
しかし、バンウォンはフィの意向と反対に
全て殺すよう命じた
その為、フィたちは
バンウォンが送った刺客たちと
戦わざるを得なくなった
そしてフィとソンホは村人たちを連れて逃げた
それを助けたのはヒジェとムンボク、ボムだった
そしてその夜、フィはヒジェに
「絆」という意味のある腕輪をプレゼントし
ヒジェを抱きしめ
「行ってくる」と言った
ヒジェは涙を流しながら
「待ってるから」と言い
フィを見送った
フィが一人でバンフォンに対そうとすることを
知ったソンホは共に行くことにした
そして自分が犠牲となりフィがバンウォンと
話ができるようにするため一人で戦うソンホ
それを心痛めながらも
バンウォンに会いに行くフィ
フィは「なぜ俺との約束を守らなかった
なぜ俺を信じなかったんだ
あなただけは違うと思った
あなたはもうこれ以上
誰も捨てないと信じていたのに」と言った
するとバンウォンは
「捨てられた者たちの国は
ただこの王座の上で成し遂げられる
その為の全ての犠牲を
私は受け止めていく」と答えた
それを聞いたフィは
バンウォンの首に剣を突きつけ
「ではその犠牲、あなたがしてください
命令を取り止めてください
そうでなければあなたはここで死にます
私の大切な人たち、罪のない多くの人たちを
受け入れてください」と言った
バンウォンは「それでもお前は
死ななくはいけない」と言った
するとフィは
「喜んで死んで差し上げます」と答えた
するとバンウォンは「お前が全てを救った」と言った
それを聞いたフィはバンウォンの前に剣を置き
ソンホの元に行きソンホを支え
「ソンホ もう終わったよ」と言った
ソンホは「俺はいつも遠くて高い所だけ見てきた
後で見てみると後ろにお前とヨンがいた
俺の国は一歩後ろにあったのに
早く気付けばよかった
いつも夜、ゆっくり眠れなかったのに
今日はよく眠れそうだな」と言い
フィは「ゆっくり休めよ
俺もついて行くから」と言い
それを聞きながらソンホは死んだ
そしてフィは駆けつけたヒジェに笑いながら
「もっと笑わせてあげたかった」と言った
そこに後ろから矢を放たれ
フィも死んだ
そしてヒジェが言った
「私達にはそれぞれ守らなくはならない国があります
例え傷つき折れて壊れたとしても
自分の国を守ることを諦められないのは
それが生きることだからです」と
これでドラマ「私の国」のあらすじは終わりです
フィとソンホが死んだ時
号泣してしまいました
自分たちの大切な人たちを守るため
死をもってそれを守ったのですね
そのお蔭で人々の普通の日常を
守ることができたようです
でも悲しい・・・
二人も生きていて新しい人生を
送れたらよかったのですけどね
今回のドラマに出演の俳優さん、スタッフの皆様に
感動と学びをいただけたこと心から感謝いたします
そして読んでくださいました皆様にも感謝いたします
これから寒い冬が来ますから
体調にお気をつけてくださいね~
また新しいドラマでお会いしましょう
韓国よりなおこでした
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