新米史官ク・ヘリョン11話あらすじ

新米史官ク・ヘリョン
「新米史官ク・ヘリョン」11話あらすじ

その頃、ヘリョンの兄ジェギョンも
ヘリョンが牢獄に入れられたことを知り、イクピョンに尋ねた
イクピョンは二人が兄妹だということを知っていた
ジェギョンは「父母を亡くし可哀そうで
わがまま放題に育ててしまった私の責任です
どうか助けてください
私には一人しかいない家族です」とお願いした
しかしイクピョンは「私は助ける権利はない
ただ殿下のお気持ちが変わるのを待つしかないだろう」と言った

そして芸文館でも今までになかった
史官が牢獄に入れられたことを
どのように対処したらいいか考えた末・・・

便殿では王や大臣たちが集まり会議を開こうとしていた
しかし、そこにいくら待っても史官が現れなかった

その為、大提學(デジェハク 弘文館・芸文館の最高位の官職)が
外にいた史官たちになぜ入ってこないのかと聞くと
記録する紙がないと言った

そして芸文館にいる史官たちも一斉に腹痛を訴え
完全に史官としての仕事をせずデモを起こした

史官たちがデモを起こしたことを知った王イ・テに
大提學(デジェハク)は「昔から子供に勝つ父母はいても
史官に勝つことのできる王はいないと
言われているではありませんか」と助言した

(それ位、史官という存在は王にとっても脅威的な存在のようです
全てそのまま記録するので下手なことはできないし
言えないということでしょうか)
しかしそれを聞いたイ・テは
「そうか それじゃ私が史官に勝った
最初の王になってやろう」
と言った

そして都承旨(トスンジ 
王命の伝達と王への報告を行う官職)を始めとして
承政院(スンジョンウォン
王命の伝達と臣下の上奏の報告を王に行う官庁)の官吏たちが来た

そして都承旨(トスンジ)が
「芸文館を監察しろという殿下の命を受けてきた
時政記(シジョンキ 史草や各官庁の文書を整理した記録)を
持っていこうと思うからそこをどきなさい」
と言った

それを聞いたシヘンは
「よくわかっておられる方が何を言っておられるのですか
時政記(シジョンキ)はどの先王も読まれた例はありませんし
これからもないでしょう
史官は国法に従うだけです」
と力強く言った

その後、史官達と承政院(スンジョンウォン)の官吏たちは戦った
そこに女史たちも加わり戦い続けた

その夜、ヘリョンの所にイ・リムが来た
イ・リムはヘリョンの為に枕や布団、食事など
いろいろなものを準備してきてくれた
それを見たヘリョンは喜んだ

しかし心配するなというイ・リムにヘリョンは
「それでもある程度は覚悟しています
王命を守らず義禁府(ウィグムブ 王命によって
罪人を取り調べる官庁)に捕らえられた罪人です
宮を追い出されるか ハニャンから追い出されるか
わかりませんが、何らかの罰を受けなくてはならないでしょう」と言った

するとイ・グムは「ではその時は私が一緒に行ってあげる
宮を追い出されたら私も宮を出てお前の家の横に住むし
ハニャンを追い出されたら私もついて行く
もしも もしももっと重い罰を受けることになったら
お前を連れて逃げる」
と言った
それを聞いて喜ぶヘリョンだった

その後、イ・リムはヘリョンにキスしようとした

しかし、ホ内官が「ママ~時間になりました~」と
イ・リムを呼びに来たのでキスはできなかった

その時、イ・リムが仕方なく寂しそうに
牢獄から出ていこうとした姿を見て
ヘリョンはイ・リムの頬にキスをした

イ・リムは牢獄から出た後
ヘリョンがキスしてくれた頬に手を当て
幸せ一杯の笑みを浮かべた

そしてヘリョンもイ・リムが持って来てくれたお弁当に
黒豆で「愛」と現されていたので
思わず笑ってしまったが、内心本当にうれしかった

その頃、承政院(スンジョンウォン)の官吏たちとの
戦いで疲れ果てた史官達は
まだ外で官吏たちが見張っているので
家にも帰れずお腹も空き非常に苦しい夜を過ごしていた
しかし、何とかお互いに励まし合い耐えた

史官たちが仕事をボイコットしてやらないので
王に対し多くの上書が送られてきた
その内容は「王様が間違っている
史官を遠ざけてはいけない
王命を取り消してほしい」
と王イ・テの考えとは反対だった
そのうえ、史官が任務を果たさないので
国政自体も動かなくなっていた

その時、ウウォンが大殿の前で斧を持って王イ・テに対し
持斧上疏 (チブサンソ
自分の願いを受け入れてくれない場合は
殺してくれという意味で斧を持って行う上疏)
(上疏サンソは王に対し自分の願いを訴えることまたはその書)
「殿下~時政記(シジョンキ)を監察するという命を
取り消してください
そうでなければ私の頭をこの斧で打ってください」と訴えた

その時、それを知った王イ・テが来た
ウウォンは「申し訳ありませんが殿下
国法と先代の王様たちがこの長い期間
史官達を守ってきた理由がなんでしょうか
権力に揺さぶられず過去の歴史のあるまま
守っていけという意図ではありませんか」
と言うと
イ・テは「私がいつ権力に揺さぶられたというのか!!
臣下がきちんと仕事しているのか
確認しようとしているだけなのに
それの何が悪いっていうのだ!!」と叫んだ
するとウウォンは「殿下には時政記(シジョンキ)を
監察するという権利はありません!!」
と叫び
イ・テを怒らせた

その時、成均館(ソンギュングァン 
儒教の教育を担当していた官府)の儒生(ユセン
成均館で儒学を勉強していた学生)が来て
「アイゴーアイゴー」と 哭泣する(号泣する)しながら
ウウォンと共に王の自分勝手な命令に異議を訴えた

それを見ていた史官達も
「アイゴーアイゴー」と声を合わせた

そのような状態となった時
左議政イクピョンは王イ・テに
「殿下 このような事態の始まりが
何だったかお忘れになったのですか
あの日、殿下と私の話を盗み聞いていた女史官が
入獄しました
事態が大きくなれば人々の関心が女史が問題ではなく
女史があの日、何を聞いて何を記録したかに集まります
ですからどうか、王命をお取消しになってください」
と言った

それを聞いたイ・テは時政記(シジョンキ)を
監察するという王命を取り消すことにした
それを知った史官達は喜んだが
ウウォンはなぜ、そんな簡単に
王の気持ちが変わったのか疑問を抱いた

次の日、ヘリョンは牢獄から解放された

その夜、その知らせを聞いたイ・リムは本当にうれしくなった
そしてあの日、ヘリョンが自分の頬に
キスしてくれたことを思い出し
「この世界がどれほど美しい世界なのか 今やっとわかった」
満面の笑顔で言った

その頃、ヘリョンもイ・リムを思い眠れない夜を過ごしていた
外に出たヘリョンはそこに兄ジェギョンがいるのを見つけた
ジェギョンは妹を心配し
「今でも遅くはない 辞めなさい
宮内は誰も信じられない
外見は礼儀を守り、口では道理を論じていても
必要ならいつでも誰にでも獣のように残酷になるのが宮だ
最初からお前をあんな危険な場所に送らなければよかったのに
もうこれ以上、お前に婚姻のことは強要しないし
なんでもやりたいようにさせてやる
だからもう辞めなさい」
と真剣に言った


 

するとヘリョンは「嫌です
私はいつもお兄様が羨ましかったです
朝、起きたら行く所があって家から出たらやることがあって
毎日毎日、生き甲斐があるではないですか
私は本で読んだ世界が全てでしたから
ただ一度でも私を必要としてくれる場所があったらと
ずっと願ってきました
そして今、願い通りに生きています」
と言い
自分の意思を貫くことを主張した

その後、その日の夜更け、ヘリョンの家の門を強く叩く音がした
ヘリョンが驚き、起きて行くと
門の外から「主上殿下のご命令だ!」と言う声が聞こえた

11話のあらすじはここまでです
今回、ヘリョンは牢獄に入れられたりと
いろいろ苦労しましたが
そのお陰と言えばいいのか
イ・リムと急接近しヘリョン自らイ・リムの頬に
ポッポ(韓国語でキスです)まで

しかし、王イ・テは王としてはあまりですね
その為、ウウォンが命を懸けて
王の間違いを正そうとしましたね
これを見ていると本当に史官という存在の重さを実感させられます
12話では王イ・テに直接呼ばれたヘリョンがどうなるのか
楽しみですが、不安でもあります
今回もご視聴読ありがとうございました
なおこでした~

コメント

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