韓国大統領府のシェフであり
必要以上に自信満々で女好きのチャン・ボンファン
そんな彼がある日、ある事件で警察に追われ
ホテルの窓からプールに落ちてしまった
その時、韓服を着た女性が泳いできた
ボンファンは「助けてくれ、
俺は死にたくないんだ！」と心の中で叫んだ
するとその女性はボンファンに口づけしてきた
その後、ボンファンは気を失った
意識を取り戻したボンファンは驚いた！
自分がプールの中でキスした韓服の女の姿に
なっていたからだった
「これは夢だ！夢の中でも女の夢をみるとは」と
思った女好きのボンファンだったが、
夢ではなかった
そしてそんなボンファンを見て
多くの韓服を着た女性たちが
「ママ～ママ～」と呼んだ
それを見たボンファンはとりあえず逃げた
その後、ボンファンは
宮女ホンヨンに自分の体となった女
キム・ソヨンに何があったのか聞いた
ホンヨンは昨日の晩、宮の中にある池に
浮かんでいるのを発見され
意識がずっと 戻らなかったというのだった
それを聞いたボンファンは自分とこの女が
水に溺れたことにより心と体が
ひっくり帰ってしまったらしいと悟った
そのうえ、チェ尚宮は言った
「ママは中殿におなりになるお身上で
ございます」とそれを聞いたボンファンは
「だからそれって俺が王の妻になるって
ことかよ なんだよそれ！
ふざけんなよ！」と叫んだ
すると全ての宮女たちが
「恐れ多いことでございます」と合唱した
王、哲宗（チョルジョン）は
多くの宮女たちが胸をときめかせるほどの
秀でた外見を持つ王だった
その時も真面目な表情で２時間以上も
書を読んでいた
しかし、それはよく見るとエロ本だった
その後、ボンファンは
初めて哲宗に会ったが
話をすればするほど王、哲宗が能力のない
男のようだと感じた
そして読んでいた書物がエロ本だと
いうことも知り、呆れた
ソヨンの様子がおかしいことを
知ったのは宮内の一番の権力者
スウォン王后、
そして王后の弟であるキム・ジャグン
そして先王（憲宗）の母チョ大妃だった
その後、大臣たちは哲宗にソヨンが
溺れた日にある女が
入宮していたことを伝えた
大臣たちはその女はソヨンと共に
カンテク候補者だったチョ・ファジンなのではないか
ファジンがスヨンに嫉妬して
ソヨンを水の中に
突き落としたのではないかと言った
すると哲宗は高らかに笑って
「実はその夜、チョ・ファジンは
私と夜中ずっと一緒にいたのです」
と言い「こうなったら早く国婚をして
同時に後宮も迎える準備をしましょう」と言い
そのことについてはこれ以上、触れないようにした
それを聞いた大臣はあきれ果てた
しかし、それを聞いていたスウォン王后は
あとで哲宗にソヨンが溺れた日にいたという
女が誰なのか、必ず見つけださなくては
ならないと言った
そしてその後、すぐにファジョンは
哲宗の後宮に決まった
そして次の日、哲宗と自分の婚礼式が
行われることを知ったソヨン（ボンファン）は
哲宗に「そちらが知らなければ
いけないことがある
俺は実は男なんだ
今から200年後の韓国の男だ
どうなってるかわからないんだけど
水に溺れて死ぬよりいいと思ったんだけど
気が付いたらこうなってたんだ
だから俺はあんたが思ってるような
人間じゃない
見えるものが全部じゃないんだ
よく考えろよ 結婚したとしても
初夜はだめだろ
俺は男が趣味じゃない」と言うと
哲宗は「何のことかよくわかりました」と言い
内官たちに医者を呼ばせ
ソヨンの状態を早く回復させるように指示した
そしてソヨンが行った後
「一体、どんな下心があるのか」とつぶやいた
その次の日、二人は無事に婚姻した
そしてその夜、初夜の時間となり
ソヨン（ボンファン）は
最大の危機を迎えた
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