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ナムジョンはフィに
「望みは何だ?」と聞いた
するとフィは「私と手を組みませんか
そうしたら金の瓶をお返しします」と言った
「代価は何だ?」と聞くナムジョンに
「市場の商圏」だと言うフィ
それに対しナムジョンは
「お前の妹の冥福は祈るが
お前の為に誰かが死ぬのは
最後にしなくちゃいけないんじゃないか」と言った
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その後、ナムジョンと別れたフィは
再び体に回った毒のせいで倒れた
その時、フィが刺客だと知ったソンホが来て
「なぜ また戻って来たんだ
その体で何をしようというのか」と言い
倒れたフィを薬房まで連れて行った
その後、ナムジョンは約束通り
フィと手を組むことにし
金の瓶を取り返したが
刺客たちにフィを殺せと指示したが
それをあらかじめ予想していたフィは
ナムジョンの刺客隊を殺害した
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フィを助けたのはバンウォンだった
フィが6年前「生かしてくださったなら
責任をとってください」と言った
バンウォンはその場で倒れたフィを見て
医員を呼び、治療してあげた
そして必死で弓の練習をするフィに
「体調を整えてからやれ」と言ったが
フィは「俺にはもう時間がない」と言い
ナムジョンに対する復讐心を燃やした
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そして今、久しぶりにバンウォンに会ったフィ
二人は「イファル」で酒を飲みながら
これからのことを話した
バンウォンはナムジョンが望む臣下の国ではなく
「王が民を導く国を建てるため
ナムジョンの計略を必ず防ぐ
歴史には自分が血を残すものとして
記されたとしても」と言った
それを聞いたフィは
「俺は国とか大義とかは関心がない
ただナムジョンをぶっつぶせれば
いいだけだ」と言った
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その後、再び倒れたフィをヒジェが介抱した
ヒジェは新しい包帯に巻きなおしてあげ
フィに「行かなくちゃいけない道だとしたら
これ以上、傷ついてほしくない」と言い
フィはヒジェの手を優しく握った
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その後、フィとソンホは6年ぶりに会った
そこでフィは
「お前の父親を一度しか
殺せないのが惜しくてしょうがない
だからその一回に数えきれない程の
苦痛を与えてやろうと思う」と言った
それを聞いたソンホは
「その体で何ができるっていうんだ
俺がやる」とフィを止めようとしたが
「俺の国はもう死んだんだ!
俺はお前の父が死ぬときに死ぬ
だからこれ以上、俺を止めるな」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11n2-1024x479.png)
その後、ナムジョンは遂に
ソンゲから世子バンソクに譲位させるために
意を共にする臣下達と共に
自分の決意を記し
そこに手の平を斬り
血判を押し誓った
そこにはバンウォンに指示され
バンウォンの兄バンガンも出席していた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11n5-1024x441.jpg)
そのことをソンホはソンゲに伝えた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11n6-1024x481.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11n7-1024x484.png)
その後、ナムジョンはソンゲに譲位のことを告げた
それを聞いたソンゲは驚き
倒れそうになった
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11n9-1024x474.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11n8-1024x489.png)
その後、ソンゲは中殿が亡くなる前に
「ナムジョンとバンウォンを殺さなければ
世子を守ることができない
世子の次は殿下あなたです」と遺言のように
残した言葉を思い出し涙していた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11m2-1024x394.jpg)
その後、ソンゲは世子とソンホを呼び
ナムジョンとバンウォンが
死ぬ場(戦う場)を作らなければならないと言い
ソンゲは宮を出ることにし
ソンホは自らナムジョンを殺すと言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11m5-1024x371.jpg)
その後、ナムジョンは刺客隊を送り
ソンゲの息子たちである大君たちを殺せと命令した
しかしそれをフィが防ぎ、ナムジョンに言った
「これからお前の世界を崩していくつもりだ
これは終わりではなく始まりに過ぎない
お前が生きて行く唯一の機会を教えてやろうか
俺の為に生きて死ね
俺がそうして来たように
嫌か それならこれからよく見て置け
俺がお前をどうやって裁いていくのか」と言った
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そして、ソンゲは宮から出た
そんなソンゲにバンウォンが会いに行った
バンウォンは「私はお父様にとって
どのような存在なのですか
以前と同じ、主人と僕ですか」と聞いた
それを聞いたソンゲは
「お前は私が王としての立場では鋭い剣であり
厚い盾だった
しかし、父としてみるとお前は
8人の息子の中のただの
5番目だというだけだ」と言った
それを聞いたバンウォンは寂しい思いとなり
「いつまで私を利用するつもりですか
チョン・モンジュ(自分が王となり
朝鮮を建国しようとしたソンゲに対立した人物
最後はバンウォンが殺害した)の時もそうでした」と言ったが
ソンゲが「私はお前に命令した覚えはない
それもお前が選択したことだった」と言った
それを聞いたバンウォンは
「その選択、今も後悔し恨んでいます」と言った
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そしてバンウォンは
ソンゲの前に跪き深くお辞儀し
「これから流れる血と涙は全て
殿下から始まるものになると思います
ですから恨まず
後悔もしないでください」と言い
その場を立ち去った
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そしてバンウォンは外で待っていたフィに
自分が父ソンゲからいつも聞きたかった言葉
「ご苦労だったな」と言われ慰労された
それを聞いたバンウォンは少し笑った
そして心を決め
「橋を切断しろ」と命令した
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