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次の日の出勤時
ガンはホスピス病院に入院中の少年チヨンが
一人外で座っているのを見た
チヨンは一人でお母さんに
会いに行こうとしていた
ガンはだめだと言ったがチヨンが
お母さんにあげたいものあると言い
泣きそうになったので
ガンはチヨンをお母さんの元に
連れて行くことにした
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その頃、チャヨンはジャジャン麺のおじいさんが
自分のせいで亡くなったと思い
自分を責めている弟テヒョンに
お粥を作って持っていった
テヒョンは腫れた目を隠すために
サングラスをして寝ていた
そんなテヒョンにチャヨンは
「ジャジャン麺のおじいさんはあんたのせいで
亡くなったんじゃない
天国に行ってもっとおいしいジャジャン麺を
食べたくて逝かれたのよ
だから自分を責めないで
お粥ここに置いて行くから」と言って部屋から出た
テヒョンは「自分のことなんか責めてね~よ
寿命だから逝ったんだろ」と言ったが
自分のSNSにおじいさんに向けて
「すいません 天国でジャジャン麺食べる時には
絶対、卵乘せてくださいって言ったらいいですよ
後で会った時にジャジャン麺の
大盛りおごります」とメッセージを送った
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その後、チャヨンは病院に出勤し
この前ジュンに
渡してほしいと言われたお皿に
桜のようなキムパプを作り
ジュンの初恋の人に渡した
彼女は病気の為、目が見えなかったが
キムパプの香りと味に感動した
そしてお皿はジュンからの
贈り物だと知り喜んだ
その後、チャヨンはすぐにジュンに
その時の写真を送った
ジュンはそれを見て感動し
すぐにチャヨンにお礼のメッセージを送った
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その頃、ガンはチヨンと共に到着地に着いたが
ガンが電話をしている間にチヨンが
一人で建物の中に入り
ガンはチヨンを見失ってしまった
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その後、チャヨンはチヨンの兄ミヨンが
泣いているのを見て事情を聞き
一緒にチヨンを探しに行った
するとそこでガンとも会った
その時、チヨンが一人で屋台にいるのを見つけた
チヨンはお母さんがこれで何か食べなさいと
お金をくれたと言った
しかし今、お母さんがどこにいるのか言わなかった
そしてチヨンは
「お母さんと一緒に住んでいるおじさんが
お母さんを殴っていた」と泣きながら言った
それを聞きながらチャヨンとガンは心を痛めた
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その後、チヨンとミヨンが病院で休んでいる間
チャヨンはチヨンが準備したお母さんの為の
プレゼントを渡しに行った
そして家の前で泣いている女性を見たチャヨンは
チヨンの母なのかということは
尋ねず強い口調で
「これはチヨンがお母さんの誕生日プレゼントだと
準備したものです
もしチヨンのお母さんを知っているのなら
渡していただけますか
もしチヨンのお母さんに会われたら
幼い子供を捨ててまでして
求めたのがこんな幸せなのですかと
尋ねていただけますか
もしチヨンのお母さんに会われたら
お誕生日おめでとうございます
そして今日がチヨンの最後の誕生日だということを
知っておられるのか聞いていただけますか」と
涙を流しながら言い
それを聞いた女性は驚きを隠せない表情で
チャヨンを見た
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その後、チャヨンはチヨンの為に
コンビニで買った食材で準備し
誕生日パーティーを開いてあげた
その時チヨンは
「僕が一番この中で不幸だ
誕生日なのにお母さんもいないし
去年の誕生日は病院にいたし」と言った
するとチャヨンは
「お姉ちゃんもお母さんいないよ
そして誕生日の日はいつもこ~んなに
たくさんの点滴打たなきゃなんだから
本当だよ
お姉ちゃんは誕生日の日はいつも
病院に行ってるの
チヨンみたいに誕生日のパーティーもしないの
あの日から一度も」と言った
それを聞いていたガンは
その日に何があったのか気になった
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その頃、ジュンはコソン財団理事長の祖母
ヨンソルの知り合いの手術をしていた
しかし、手術中突然の様態変化に
患者は手術中亡くなってしまった
その為、主治医であるジュンは
その家族に怒りをぶつけられた
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その頃、ホスピスではソンエが院長ヒョンソクが
いつもお昼にラーメンばかり食べているのを知り
食事を持っていった
しかし、ヒョンソクは
「おばさんが作った食事より
私にはラーメンがずっとおいしいんですよ
だから早く持って行ってください」と
冷たく言った
ソンエは仕方なくそれを持って帰ったが
二人は実は元夫婦だった
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ソンエはそれをチャヨンの弟テヒョンにあげた
テヒョンはそれを美味しく食べた後
ギリシャでの料理大会でチャヨンが
コムタン(牛の肉・内臓等を
長時間煮込んで作るスープ)
を使ったことに対し
ガンが酷評したことを思い出し
再び腹を立てた
しかし何度も「イ・ガン、イ・ガン」と
叫んでいるうちに何かどっかで
聞いたことある名前だなと思った
するとテヒョンは
「あ!思い出した
ムン・チャヨンの初恋の人の名前だ」と叫んだ
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その頃、チャヨンは厨房で使う食材料を
買いに行き、病院に帰る途中
建物崩壊事故が起こり
何人かが生き埋めになっているというニュースを聞いた
それを聞いたチャヨンは過去のトラウマのため
パニック状態となった
その時、ガンはチャヨンが何年か通っている
精神科を訪ねチャヨンが自分の母と同じ
建物崩壊事故に遭っていたことを知った
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パニック状態になったチャヨンは
タクシーから降りて落ち着くまで座っていた
そして落ち着いた後
一人でホスピスまで歩くチャヨンを
ジュンが見つけ送ってあげた
ジュンは今日の手術のことで落ち込み
家に帰ろうとしたときプンオパンの
(直訳すると鮒パン
韓国の鯛焼きのようなもの)
店が見えて初恋の人が
プンオパンを好きだったのを
思い出して買ってしまいホスピスの方に
向かっていたと言った
ホスピスに着くとチャヨンはそれを
初恋の人に渡しますと言い、降りようとした時
「イ・ガン先生の手はどうしたのかわかりますか
そのせいで手術ができなくなったって
聞いたんですけど」と言った
するとジュンはそれに対しては答えず
「ガンがもしかして
チャヨンさんを好きなんですか」と言った
それを聞いて驚くチャヨン
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その頃、ガンはチャヨンを必死で探していたが
見つからずホスピスに戻って来た
そこでチャヨンが帰っているのを見て安心した
そして一人で酒を飲もうとしていた時
チャヨンが来た
ガンは「仕事終わったんなら
一緒に飲むませんか」と言った
チャヨンが横に座るとガンが水を注いであげた
「今日は水を飲んだほうがいいですよ
体の調子が悪いようだから」と言い
「誕生日おめでとう
これからは体が痛くならないように
特に誕生日の日は」と言った
それを聞いたチャヨンは涙が溢れてきた
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