![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26a9.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s3.png)
オンダルはスンノ部の首長ウンアムに
ピョンガンが高句麗の王女だということを
告げた
そして「私はどうしたらいいかわかりません
あの時、私達部族はめちゃくちゃにされ
私の父も汚名を着せられたまま
亡くなってしまいました!」と訴えた
それを聞いたウンアムは
「それは王女のせいではないではないか」と
言った
オンダルは「わかります!
わかりますけど私はあの子の顔も
まっすぐに見れないんです
とても心が苦しいです」と切ない思いを
打ち明けた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s5.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s4.png)
そんなオンダルにピョンガンは
自分の持っている全ての武器を鍛冶屋に渡し
「私、幽霊谷で’住むことにした
申し訳ない思いはあるけど
でも生きていきたい
父親が幽霊扱いする宮に帰りたくもないし
これ以上、手に血をつけることもしたくない
ここで畑をしたり、薬草を採ったりして
お前みたいに人間らしく
生きていくことにする
でもお前が嫌なら、すぐにでも出ていく
お前の考えを聞きたい」と言った
それを聞いたオンダルは
「俺の考え・・・
これから考えてみないとな
大丈夫なのか、そうじゃないか」と答え、その場を
立ち去った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s7.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s6.png)
その後、ピョンガンは自分に対して
冷たい態度を続けるオンダルに
「私もあの時は幼かったから
何が起こっているのかわからなかった
だから怖かった
でもどうして私が罪人に
ならなくちゃならないの
私だって悔しくて胸が痛い
でもお前だけでも理解してくれたらいいと
思った そうしたら過去は
忘れられると思って
ここで幸せに生きれると思って」
と正直な思いを訴えた
それを聞いていたオンダルは
「誰がお前のせいだって言ったんだよ
俺も苦しいんだよ
お前を心配してあげたいんだけど
そうできない
お前を見ると俺の父さんを思い出すんだ
俺の目の前で亡くなったんだ
そうしたら俺の父さん、部族の人たちに
申し訳ないじゃないか」と言った
それを聞いたピョンガンは
「私達が犯した罪じゃないのに
私達が罰を受けてるね
話してくれてありがとう
これは返す」と涙を流しながら
オンダルがくれた騎馬隊の彫り物を返した
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s8.png)
その後、オンダルは立ち去ったピョンガンを
追いかけ
「ヨム・ガジン 行くな
ここでヨム・ガジンとして生きていけ
畑の草を取って、薬草を採って暮らせよ」と言い
それを聞いて涙を流すピョンガンを
抱きしめた
そして「お前がやりたいようにやれよ
お前は王女でも殺手でもなく
お前はただヨム・ガジンだ
そうだろ そうするだろ?」と聞いた
するとピョンガンは
「私のこと許してくれるの」と聞いた
オンダルは「罪を犯してないのに
どうやって許すんだよ」と言い
それを聞いたピョンガンは泣きながら
「ありがとう」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s9.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26s10.png)
その頃、ゴンはモヨンに
ピョンガンの代わりとなる死体を
見つけてほしいと頼んだ
そしてそれをウォンピョに見せた
ウォンピョはそれを見て
王女ピョンガンだとは信じることはできなかった
ゴンがモヨンに
「この借りはゆっくり返すから」と言った
モヨンは「覚悟してください
利子を何個かつけますから」と笑って言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d1.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d2.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d3.png)
それを信じられないウォンピョは
その死体をピョンガンの乳母コンソン夫人に
見せた
ゴンはコンソン夫人に目で訴えたが
コンソン夫人は見たまま
この死体はピョンガンではないと言った
しかし、ゴンは父ウォンピョに
この死体が間違いなくあの時の刺客であり
王女であると言ったが
ウォンピョはそれを信じなかった
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d4.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d5.png)
その頃、ピョンガンはオンダルの乳母に
「オンダルの家族と村の人達が
悲惨な死に方をしたと聞きました
恨む心が残っているでしょうに
どうして復讐することを
考えなかったのでしょうか
ダルはあの時の事を本当に
忘れたのでしょうか」と聞いた
それを聞いた乳母は
「忘れたいと思って忘れることができたら
世の中、生きるのがどれほど楽だろうか
ただ、耐えているんだよ
あの日の事を考えると
耐えられないくらい辛いが
人らしく生きないと思って耐えるんだよ」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d6.png)
その頃、ウォンピョはゴンが剣の訓練を
しているのを見て
「空を切ってばかりいてどうするんだ
その剣で刺客の命を
奪ってしまわなければならなかったのに」と言った
それを聞いたゴンは
「私はどう努力しても一国の王女を
殺すことはできませんから
以前、お父様は
そうされたのでしょうが」と言った
それを聞いたウォンピョは
「教えてやる」と言い、剣をゴンに向けて
振り上げた
「全ては家門の為の決断だった
あの時も今も それなのにお前は愛に溺れ
父までも騙した」と言い
「明日から守備隊長の位置から降りろ」と
命令した
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d7.png)
その夜、「チュンジュ班」の殺手ラサンとラジンが
寝ているウォンピョの命を狙い、襲撃してきた
それに気づいたゴンは父を守る為、戦った
その為、殺手の二人は作戦に失敗し
捕らえらえた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d8.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2021/03/26d9.png)
その頃、「幽霊谷」で幸せに暮らしていた
ピョンガンの前に「チョンジュ班」班長
ジュンソが現れた
コメント