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フィは傷ついたヒジェを連れて逃げた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12p3-1024x460.png)
一人で多数の軍人と戦ったフィが
危機一髪となった時
バンウォンが来てフィを助けた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12p6-1024x431.jpg)
そしてフィはバンウォンに
「もうこれ以上、俺の大切な人たちが
傷つくのは見たくない
守りたい 俺には人々が国だ」と言い
「大君の国は何ですか」と聞いた
バンウォンは「そんなお前たちを守るのが
私の国だ」と答えた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12p7-1024x463.png)
そしてフィはバンウォンに
「大君を王にする
その時、俺たちを捨てたら
その時には絶対に大君を殺すから」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12p9-1024x470.png)
その後、治療を受けたヒジェは
イファルの多くの人々が亡くなったことを知り
「私の復讐のせいで皆を犠牲にしてしまった」と言い
フィの胸の中で悲しく泣いた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12p10-1024x462.png)
ソンゲは代わりの世子を次男のバンガァにし
次の王位を与えることにすると言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12a4-1024x463.png)
そして次に四男バンガンを呼び
バンガァには後継ぎがいないので
順序通りでは次はお前だと言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12a3-1024x407.jpg)
その後、バンウォンとフィは
共にソンゲに会いに行った
そしてフィはソンゲの前に跪き
「殿下が作ってくださった道で
ここまで来ました
お聞きしたいのですが
私たちが捨てられたのは
恐れ多くも身分をわきまえず
歩いて来たからなのか
最初から歩いては
いけなかったのでしょうか」と尋ねた
するとソンゲは
「私に謝罪を願うな」と言うと
フィが「謝罪などは願いません
しかし必ずチョンァン君(バンウォン)を
王位に就かせ、私たちを捨てたことを
後悔させるつもりです」と宣言した
するとソンゲは「私の王道には
チョンアンはいない
お前たちも同じだ
だから私はお前達の行く道を
必ず断つであろう」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12a5-1024x463.png)
そして時は過ぎ
第二次王子の乱 当年(1400年)となった
ソンゲの次男バンガァが王となり(定宗)
次の王位をめぐってバンガンとバンウォンの
対立が激しくなっていた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12a8-1024x392.jpg)
フィはバンガンに疑いを持たせるため
わざと酒を飲み妓房で遊びまわる堕落した姿を見せた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12a9-1024x462.png)
その後、バンガンは亡くなった母親の忌日に捧げる為
今年は自分が猟に出かけるとバンウォンに伝えた
そして兵士たちに
「兵器を全て狩猟場に移せ」と指示した
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12a10-1024x459.png)
バンガンの部下たちが兵器を運ぼうとした時
ソンホとソンホが部下にした女真族達が来て
バンガンの部下たちを殺した
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12s1-1024x461.png)
ソンホはバンガンに会い
「お前が唯一生きる道は
私が導くからお前は黙ってついて来い
バンウォンに私に跪くようにさせるつもりだ
バンウォンが私にしたように」と告げた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12s6-1024x454.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12s5-1024x468.png)
その頃、バンガンが女真族と
繋がったことを知ったフィは
女真族の本拠地を探し出したが
もうそこには誰もいなかった
しかし、そこにソンホの名前が
刺繍された布を見つけた
(ヨンがソンホの為に作ってあげたもの)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/12s7-1024x460.png)
その次の日、女真族の隠れ場を見つけたフィは
そこに向かった
その道でソンホが待っていた
ソンホはフィに
「俺の国にバンウォンはいない
そしてお前も」と言って
剣でフィを深く突き刺した
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