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チャヨンはテヒョンがまた問題を起こし
警察署にいることを知り、駆け付けた
しかし、テヒョンを見てあきれたチャヨンは
「私はムン・テヒョンさんとは
何も関係もないものです
これから私には連絡しないでください」と言い
その場を立ち去った
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その頃、ジュンは病院に出勤せず
ずっと陶芸場にいた
それを知った母ヘミが
人を送りジュンが作った陶磁器などを
壊しその場をめちゃくちゃにしていった
それを知ったガンが陶芸場に行き
ケガをしたジュンの傷の手当てをしてあげた
その後、二人は一緒に酒を飲んだ
ガンは「もしこの手が故障しなかったら
実力で兄さんに勝てたかもしれないな
そしたらコソンも
俺のものになってたのかもな
その後は・・・
その後、俺は幸せになっているかな」と言った
ジュンは「いいや」と答え
ガンも「そうだよな 俺もそう思う
でも俺たちなんで死ぬほど
喧嘩してたんだろうな」と言って
ジュンの盃に酒を注いであげた
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その後、チャヨンは警察署から
何も罪がないと釈放されたテヒョンと
喧嘩になり心を痛めていた
そしてガンもジュンから
ガンの父親が唯一のコソンの跡継ぎだと
だから最初から祖母ヨンソルはガンに
後を継がせようと思ってワンドに
行ったのだと聞き驚いた
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ガンは落ち込んでいるチャヨンに
ヌルグンホバクジョンを作ってあげた
(黄色く熟したカボチャのチジミ
これは熟したカボチャを
千切りにし小麦粉と水で生地を作り
そこに塩、砂糖などを入れ
フライパンに油を入れ焼きます
パンケーキのような感じで
ほんのり甘くておいしいです)
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その夜、チャヨンは
「おばさん、あなたが贈ってくださった
この奇跡のような日常を
もしかして見ていらっしゃいますか
私に下さったあなたの温かい心を
まだ寒さを感じている人達に
分けてあげて生きていきます
辛い道を回ってもう一度会えた初恋の人の話と
まだ解決していない家族と心の傷の話とか
まだお話したいことがたくさんあります
もう一度、あなたに会えた時
もっとたくさんの話をしますね
おやすみなさい」と言った
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次の日、ホスピスでは
看護婦ヨンシルの知り合いで
ボランティアとして患者に
弾き語りを聞かせている男性テシクが来た
テシクはヨンシルのことが
ずっと前から好きだった
しかし、いつも自分を
子供扱いするヨンシルに
腹を立てヨンシルにキスをした
そんなテシクが突然、吐き気をもよおし
トイレに駆け込んだ
彼も重病患者だった
テシクは院長ヒョンソクに
自分の病気のことをヨンシルに
言わないでほしい
あとで自分が言うからと言っていた
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その頃、ジュンの陶芸場に再び現れ
ジュンの陶芸品を壊した母ヘミに
ジュンは「一度はガンにとって
いい兄さんになりたかったし
俺も一回は父さん、母さんが
間違っていると言いたかったけど
それを我慢して卑怯にも今まで来たじゃない
お母さんたちが願うように」と言った
するとヘミは
「それなら今までのように
我慢して行ったらいいのに
突然どうしったていうの」と聞いた
するとジュンは
「お母さんが大間違いを犯したからです
今日までは我慢しますけど
次からはすぐに器物破損で
警察に訴えますから」と言った
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その頃、ソンへは
チャヨンを喧嘩した自分の妹だと錯覚し
チャヨンに家から出て行けと叫んだ
そこにヒョンソクが来て止めた
そしてチャヨンにソンへの家族の
事情を話し落ち着かせた
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その後、ヒョンソクはソンへに
「ソンへ あの時、どうしたんだ
どうして!
俺はただ死ぬ気で一生懸命
仕事し生きてきた罪しかないのに
なんで なんでなんだ!」と
泣きながら叫んだ
しかし、ソンへは
自分が家を出て行った時の 記憶がなくなっているので
何のことだかわからなかった
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ホスピスではユーチューバーの
若い女性患者フィナが
激痛を訴えた
それを緩和させるため
ガンは最大の鎮痛剤を使った
そんなフィナを見ながら心を痛めた
そんなフィナはコンディションが
少しよくなったので
ウィッグをつけ化粧して
動画の撮影をしていた
しかし、その途中で
フィナは倒れてしまった
それを見て心配するテヒョン
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ある建設会社の代表
チョ・チョルウの奥さんが
ホスピスに入院していた
面会に来たチョルウは
奥さんに暖かい言葉をかけ慰労している自分を
撮影させた
その代表の会社が建築した体育館が
最近,手抜き工事のため崩壊し
10人が亡くなった
その為、代表チョルウが責任を問われていた
その為、チョンウは病気の奥さんを使って
世間の同情を買おうとしていたのだった
それを見たガンはやめるように言い
二人は言い争いになった
ガンは「あなたがたが建築した建物で
10人の人が亡くなったんですよ
本当に人が亡くなったんです!」と叫んだ
それを聞いたチョンウは
「韓国の中で設計図通りに
材料をみんな使って建てる会社が
いくつあると思ってるんだ
人は誰でも死ぬんだよ
同じ建物の中にいても
生きる人もいるし死ぬ人もいるんだ
生き残った人はその後
幸せに生きてるじゃないか」と堂々と言った
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するとそれを聞いていたテヒョンが
「何言ってんだこの野郎!
なんでそんなに堂々としてんだよ!
生き残ったからって
それが幸せに生きているってのかよ
息だけして生きてんだよ!
目だけ開けてて
生きてると思ってんのかよ
お前が殺したのは10人だけじゃねーよ
100人、1000人、10000人だよ
亡くなった方、生き残った人
そして家族まで
全部、お前が殺したんだよ
わかったか!」と叫んだ
それをチャヨンが切なく見ていた
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その後、警察署に再び
連れていかれたテヒョンに
チャヨンは自分が姉だと言った
しかし、テヒョンはまたチャヨンに
迷惑がかかるかと思い
姉ではないと強く否定した
しかし、その時チャヨンが
テヒョンを抱きしめ
「私だけ辛い時間を
過ごしてきたと思ったのに
私だけ地獄にいたと思ってたのに
ごめん ごめん、テヒョン
ごめん」と泣きながら謝った
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その後、警察署の前で
ずっと座っていたチャヨンに
ガンがテヒョンに頼まれたと
チョコレートを買って来た
一緒に食べましょうと言うチャヨンに
ガンは「小さいときは好きだったけど
母親が亡くなった後から
食べれなくなった」と言った
するとチャヨンは幼い頃
崩壊した建物の中での経験を話した
「私がここから生きて出れたら
私も誰かを
助けることができる人になろうと
思いました
ここで死ななければ
私も私が持っているものを
もったいないとためらわず
あげれる人になろうって決心したんです
私にチョコレートをくれた
あのおばさんのように
チョコレートは私にとって
羅針盤みたいなものなんです
私が行く道を
教えてくれるもの」とガンに言った
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そして「私にくれたチョコレートを
おばさんが食べてたらおばさんが
生きていたかもしれないのに
それがいつも申し訳なくて
心が痛かったです」と言った
するとガンはその女性が
どんな人だったか聞いた
チャヨンは「名前、覚えてます
一度も忘れたことなんかない
チョン・スヒさん」と言った
それを聞いたガンは
自分の母親の名前だったので驚いた
そしてチャヨンの見えない所で
母を思い、泣いた
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