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静かな田舎の村プクヒョンリで
古くなった家を改造し
書店「グッドナイト」を営む
イム・ウンソプ(ソ・ガンジュン)は
いつものようにコーヒーを淹れ、飲んでいた
外は少し風が吹いていて木の葉が揺れていた
その後、外に出かけたウンソプ
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その時、誰もいない「グッドナイト」に
ウンソプの同級生でソウルから来た
モク・ヘウォン(パク・ミニョン)が来た
そんなへウォンを遠くからウンソプが見ていた
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その後、へウォンは叔母シム・ミョンヨが
経営する古いペンション「ホドゥハウス」に行った
ミョンヨは「いつまで休暇なの」と聞いたが
へウォンは「私、当分ソウルには
行くつもりない」と言った
ミョンヨは「音楽院は?」と聞いた
するとへウォンは「私って誰かを
教える資格ないみたい」と言った
ミョンヨは「教える資格が
別にあるわけないじゃないよ
資格があるから何かする人はいないよ
みんな、ただやるだけ
お金を稼ぐために」と言った
それを聞いたへウォンは
「そんなら私はもっとできなそう」と言い
ミョンヨは「でも仕事はそんな簡単に
辞めるもんじゃないよ
私だって何でもいいから
生きてるわけじゃないし」と言った
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へウォンはソウルで
音楽院のチェロ講師をしていた
そこで教えていたある女子高生が
他の女子高生をいじめていたのを知り注意した
それによっていじめた女子高生の母親が
音楽院に来て文句を言い
へウォンを叩いた
そんなこともあってへウォンは一端
ソウルを離れた
夜、ペンションから出て
外を歩いていたへウォンは
自転車に乗っていたウンソプに会った
へウォンは「久しぶり
あのさ~あそこにあるマシュマロみたいなもの
なんて言うのかわかる?」と牧草をまとめ
梱包した物を指し聞いた
ウンソプは「梱包、サイレージとも
言うけど」と答えた
それを聞いたへウォンは
「そうだった その名前だった」と言った
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その次の日、ペンションに来たウンソプ
「今回はどれくらいここにいるんだ?」と聞いた
するとへウォンが
「私、今回は春までいようと思ってる」」と言った
それを聞いたウンソプは
何ともいえない驚いた表情になった
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その後、書店「グッドナイト」で
いつものようにコーヒーを淹れていたウンソプは
10歳年下の妹イム・フィが
「その日、アイリンが尋ねた
『あのマシュマロみたいなものなんて言うの』」と
ウンソプが書いたものを読んだ
それを聞いたウンソプはすぐに
「お前!俺のもの勝手に
見るなって言っただろ」と言って
そのノートを奪い返した
フィは「お兄ちゃん アイリンが誰なの?」と
笑いながらウンソプに聞いた
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その後、へウォンは古くなったペンションを
少しでもよく見せるため
修理できるところは修理し
外壁のペイントも塗り替えた
しかしその夜、雨が降った
外に出て自分が塗った所を
見に行ったヘウォンだったが
家の中に入ろうとすると
ドアのノブが取れ
中に入れなくなってしまった
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その為、電気が着いていた近くにある
ウンソプの店に行った
店に入ったヘウォンは
「あんたが本当に書店を
やってるとは思わなかった
ここが書店だということもわからなかった
書店の名前がなんで
『グッドナイト』なの?」と聞いた
ウンソプは「普通に食べて寝ることって
思ったより難しいだろ
みんな、そういう基本的なことも
できなくてつらい時もある
だから、どうかよく食べて
よく眠れるようにっていう
思いを込めてつけたんだ」と笑って言った
それを聞いたヘウォンは
「よく食べてよく寝るか・・・
人生ってそれだけなのような」とつぶやいた
ウンソプは「じゃ、他に何があるんだ?」と言った
その時、雨が止んでいたので
ヘウォンは「ごちそうさま」と言って
外に出ようとした
するとウンソプは「これ」と言って
コートを渡した
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その時、ヘウォンは高校時代ウンソプが
ノートに書いていたものを偶然
読んだ時のことを思い出した
そこには「よく眠ることはいいことだから
起きて、食べて、仕事して
休んでそしてよく寝れたら
それは本当にいい人生だから
だから、みんな グッドナイト」とあった
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次の日、ウンソプは妹のフィが
両親の前で「お兄ちゃん
彼女ができたみたい
名前はアイリン」と言ったので
外国人の彼女ができたのではと
誤解を受けた
否定したウンソプだったが
母ユン・ヨジョンが
午後、買い物に行こうと言うと
ウンソプは動揺した
車はヘウォンに貸していたからだった
それを聞いた家族は彼女に車を
貸しているのだと思い
ウンソプはますます誤解された
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ヘウォンはその日、ペンションの
倉庫の掃除をした
その後、少し休んでいた時
ソウルで音楽院のチェロ講師をしていた時
院長に他の音楽院に行き
生徒のふりをして他の音楽院の様子を
見てきてほしいと言われた
それがスパイ行為のようで
ヘウォンは断りたかったが
仕方なく行った
しかし、それを見つかってしまい
院長からこっぴどく叱られ
ヘウォンの学生に対する指導方法などが
不十分だと指摘された
その為、だんだん自信を
失っていったヘウォンだった
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その日、叔母ミョンヨがペンションを
営業停止にしていたことを知り
少し言い争いになった
そこで心が傷ついたヘウォンは
ペンションを出たが、
どこにも行く所がなかった
そこでウンソプの書店に行った
そこにフィが来て
「アイリンが誰なのよ
もしかしてそのお姉さん?」と
ヘウォンを見て言った
その時、ヘウォンはウンソプの車の中に
「グッドナイト アイリン」と刻まれた
キーホルダーを見たのを思い出した
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アイリン・・・それはヘウォンのことだった
高校時代、ヘウォンはウンソプに
「あそこにあるマシュマロみたいなもの
なんて言うの わかる?」と聞いていた
ウンソプは「梱包、サイレージとも
言うけど」と答えた
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ウンソプは元気のないヘウォンを見て
何と言っていいかわからなかった
自分自身そんな自分が嫌だった
泣いていたようだったヘウォンを
慰労する方法を知らない
馬鹿な自分だと思った
だからフィにアイリンが
誰かと聞かれたとき
思わずフィに
「お前だ お前のことだ」
と嘘を言ってしまった
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その夜、高校の同窓会が行われる日だった
ヘウォンは卒業後、初めて同窓会にでた
そこでウンソプは友人に
この中で好きな人がいたのかという
質問を受け「モク・ヘウォンだったけど」と正直に言い
皆を驚かせた
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その後、家に帰ったウンソプは
自分が言ったことに対し、今更
恥ずかしくなり、動揺していた
その時、ヘウォンが来たので
ドアを開けることができなかった
そしてもう行ったのかと思い
ドアを開けるとまだ
ヘウォンがいたので驚いた
日本も韓国も
コロナウィルスで大変な状態ですが
皆が一つになって予防を心掛け
自分一人なら大丈夫だろうという思いを捨てて
自分が気を付けなければ
解決しないという責任意識を
一人一人が持って行動したら
必ず、この事態は終結すると思いますから
お互いに頑張っていきましょうね
読んでくださりありがとうございました
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