私の国14話 あらすじ

私の国

フィは傷ついたヒジェを連れて逃げた

一人で多数の軍人と戦ったフィが
危機一髪となった時
バンウォンが来てフィを助けた

そしてフィはバンウォンに
「もうこれ以上、俺の大切な人たちが
傷つくのは見たくない
守りたい 俺には人々が国だ」と言い
「大君の国は何ですか」と聞いた
バンウォンは「そんなお前たちを守るのが
私の国だ」と答えた

そしてフィはバンウォンに
「大君を王にする
その時、俺たちを捨てたら
その時には絶対に大君を殺すから」と言った

その後、治療を受けたヒジェは
イファルの多くの人々が亡くなったことを知り
「私の復讐のせいで皆を犠牲にしてしまった」と言い
フィの胸の中で悲しく泣いた

ソンゲは代わりの世子を次男のバンガァにし
次の王位を与えることにすると言った

そして次に四男バンガンを呼び
バンガァには後継ぎがいないので
順序通りでは次はお前だと言った

その後、バンウォンとフィは
共にソンゲに会いに行った
そしてフィはソンゲの前に跪き
「殿下が作ってくださった道で
ここまで来ました
お聞きしたいのですが
私たちが捨てられたのは
恐れ多くも身分をわきまえず
歩いて来たからなのか
最初から歩いては
いけなかったのでしょうか」と尋ねた
するとソンゲは
「私に謝罪を願うな」と言うと

フィが「謝罪などは願いません
しかし必ずチョンァン君(バンウォン)を
王位に就かせ、私たちを捨てたことを
後悔させるつもりです」と宣言した

するとソンゲは「私の王道には
チョンアンはいない
お前たちも同じだ
だから私はお前達の行く道を
必ず断つであろう」と言った

そして時は過ぎ
第二次王子の乱 当年(1400年)となった
ソンゲの次男バンガァが王となり(定宗)
次の王位をめぐってバンガンとバンウォンの
対立が激しくなっていた

フィはバンガンに疑いを持たせるため
わざと酒を飲み妓房で遊びまわる堕落した姿を見せた

その後、バンガンは亡くなった母親の忌日に捧げる為
今年は自分が猟に出かけるとバンウォンに伝えた
そして兵士たちに
「兵器を全て狩猟場に移せ」と指示した

バンガンの部下たちが兵器を運ぼうとした時
ソンホとソンホが部下にした女真族達が来て
バンガンの部下たちを殺した

ソンホはバンガンに会い
「お前が唯一生きる道は
私が導くからお前は黙ってついて来い
バンウォンに私に跪くようにさせるつもりだ
バンウォンが私にしたように」と告げた

その頃、バンガンが女真族と
繋がったことを知ったフィは
女真族の本拠地を探し出したが
もうそこには誰もいなかった
しかし、そこにソンホの名前が
刺繍された布を見つけた
(ヨンがソンホの為に作ってあげたもの)

その次の日、女真族の隠れ場を見つけたフィは
そこに向かった
その道でソンホが待っていた
ソンホはフィに
「俺の国にバンウォンはいない
そしてお前も」と言って
剣でフィを深く突き刺した

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