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自分が韓国に戻って来たのではなく
北朝鮮にいることを知ったセリは
何とか生き残る為
助けてくれたジョンヒョクに愛嬌を振りまいた
それが何とか成功しているようだと
思っているセリ
しかしその時、ジョンヒョクは心の中で
「殺そうか どうしようか」
そればかりを考えていた
そんなジョンヒョクに
「ご飯ありますか」と聞くセリ
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ジョンヒョクはセリを家に連れて行き
ククス(韓国のそうめん)を
作ったがセリはその中に
何か入っているのではないかと思い
すぐに食べることができなかった
そして自分は韓国で0,01%の
ハイクラスに属する財閥の娘だと言い
何とか自分を韓国に帰るまで
助けてほしい
そうしてくれたら恩返しするからと言った
するとジョンヒョクは
「私と取引しようというのですか
私はそちらに恩を与えないから
それは断ります」と言い
ククスも持って行ってしまった
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しかし、その時ジョンヒョクの部下ピョ・チスが来て
韓国から来た女性が
交通事故で死んだらしいと告げた
しかし、ジョンヒョクの家の中に入ったチスは
そこにセリがいたので驚いた
チスはいつでもお前を殺すことができると言った
するとセリは「そちらの方こそ今の状態を
把握できていないようですけど
私がここにいることを知られたら
私だけじゃなくあなたたち全員
大変なことになるんじゃないですか」と言った
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その後、セリが死んだと思っている
他の中隊員たちが来たがセリを見て驚いた
セリは皆にパラグライダーで
落ちた所まで帰れるように
助けてほしいと言った
ジョンヒョクは「では選択してください
願うなら今すぐにでも保衛局に
連れて行く事もできる
そこで調査を受けた後、帰ることもできる
もう一つの選択は徹底して
私達の指示に従うこと
1,ここにいる間は外出禁止
2,ここにいる中隊員たちとは会話禁止
3,韓国に帰ったらここであったことを話さない
ということをセリに約束させた
それを聞いたセリは
「私も個人的にお願いがあります
肉を食べたいんですけど」と言い
それを聞いた中隊員たちは呆れ果てた
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その頃、ソウルではセリの会社の
広報チーム長ホン・チャンシクが
保険会社に務める友人パク・スチャンに
セリが行方不明になったことを話していた
スチャンはセリが加入した生命保険の
担当者だったので驚愕し
教会に行き何としてもセリが
生きているようにとお祈りした
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その頃、北朝鮮にいるセリは
ジョンヒョクが貴重な肉を練炭で
焼いてくれたので
久しぶりにおいしく肉を食べた
その時、クム・ウンドン中隊員が
練炭を珍しいと見ていた
自分の田舎ではまだ枯れ葉や雑草を燃やして
火を付けるからだと言った
するとジョンヒョクは「もう少しで君の故郷も
現代化して練炭が入ってくるよ」と言い
それを聞いたセリは
「練炭が現代化だったらガスは近未来かな」と言い
それを聞いたジョンヒョクは冷たくセリを見つめた
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その後、ジョンヒョクは軍務に戻った
その時、この前ジョンヒョクが捕まえた
盗掘者たちが事故で死んだということを聞いた
そのようなことがは初めてではなかったので
ジョンヒョクは保衛局に行き
今回の事故について調査させてほしいと言った
するとそこにいた少佐チョ・チョルガンは
それを許可したが
実は盗掘者たちを
事故死させたのはチョルガンだった
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その頃、事業家ク・スンジュンは
セリの兄セヒョンに詐欺を働き
金を奪ったため罪に問われ
韓国から北朝鮮に逃亡しようとしていた
そこでそれを助け金を稼ぐ北朝鮮側の実務家
チョン社長に会い北朝鮮に無事に行き
そこで自分の罪が時効になるまで
北朝鮮で隠れ住もうとしていた
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その夜、自らお湯を沸かし
何とかお風呂に入ったセリだったが
突然、電気が消え驚いた
そこに何者かが入ってきたので
花瓶を持って待ち構えていると
それはジョンヒョクだった
ジョンヒョクを見たセリは
突然の状況の変化に気持ちが不安定となり
思いっきりジョンヒョクの前で泣いてしまった
そんなセリを見てジョンヒョクは戸惑った
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ジョンヒョクはセリがここで生活していくに
必要なものを買ってきてあげた
そして早朝に出発する
平壌行きの電車に乗るため
家を出ようとした
いつ帰って来れるかは
わからないと言うジョンヒョクにセリは
「名前、何ですか
覚えておいていつか
恩返ししようと思って」と言った
するとジョンヒョクは
「恩返しなんてしなくていいです
与えた覚えはないから
お願いした通り
帰ったらここでのことは
何も言わないようにしてください」と言い
出て行った
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その後、平壌に着いたジョンヒョクは
突然、身元証明書を見せろと言われ
そのまま捕まえられた
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しかし、すぐに開放された
それはジョンヒョクの父が
総政治局長だったからだった
チョルガンはジョンヒョクが総政治局長の
息子だったことを聞き驚愕した
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そしてチョルガンは
ジョンヒョクの家を調査するため
宿泊検閲(家族以外の者がいないか検閲すること)
することにした
それを中隊員から聞いたジョンヒョクは
保衛局の知り合いに超高級幹部が乗る車を借り
家に急いで戻ることにした
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その頃、村では宿泊検閲が始まっており
次はジョンヒョクの家の順番が来た
そこにチョルガンが来て
「リー中隊員大尉は平壌に
行っているはずだが」と言ったが
家には電気がついていた
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そして遂にセリはチョルガンに見つかり
銃を突きつけられた
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その時、ジョンヒョクが家に到着し
「何をしているんですか
私の婚約者に
私の婚約者に拳銃をつきつけるのを
止めていただけますか 少佐同志」と
セリに銃を突きつけているチョルガンに言った
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