新米史官ク・ヘリョン19話あらすじ

新米史官ク・ヘリョン
「新米史官ク・ヘリョン」19話あらすじ

その後、ヘリョンは承政院から
緑嶼堂に関する記録が記されている書を借りてきて
史草がどこにあるか探そうとした
その時「緑嶼堂」と書かれた扁額(へんがく)
(建物の内外や門・鳥居などの
高い位置に掲出される額、看板のこと)に何か感じたヘリョン達

そこにはやはりキム・イルモク史官が書いた史草が
保管されていた
それを読もうとするイ・リムに対しヘリョンは
「だめです ママ
これは史草です ママは読むことができません
この中に何が書いてあったとしても
それを読んで判断しどうするかは史官の仕事です

ママ 少しだけお待ちください」と言った

イ・リムはそれでも読もうとしたので
ホ内官が「私がお話いたします!」とイ・リムを止めた

ホ内官から全てを聞いたイ・リムは
立ち入り禁止となっている大妃殿に向かった

そしてイ・リムは自分が今まで父と思っていた王イ・テに
無視され辛く当たられたきたのは
自分が不足だからだと思ってきた
でも本当はそうではなく自分が廃君の息子だから
何とかその息子であるイ・リムだけは生かしてほしいという
大妃と王イ・テの約束があったがゆえに
今、自分が生きているのだということを知った

その為、自分をずっと責めてきたイ・リムは
それならばその時、廃君の息子として死んでしまったほうがよかった
私はもう全てが嫌です この宮もトウォン大君として生きることもと
切なく言って泣いた

すると大妃イム氏は「私を許してください
あなたの為にと思ったことがあなたをこんなに苦しめるなんて
でも私はあなたを生かさなければならなかった
あきらめないでください
あなただけがこの国の本当の王になる方です
私が必ずあなたをその位置に戻して見せますから
私もこの20年間、苦痛の中で生きてきました
私の息子を殺した者が私を母だと呼ぶ時
私の胸は刀で切られるように痛かったです
でも私はトウォンの為に生きてきました
だからあなたも私の為にそしてあなたの父主上殿下の為に
どうかもう少し力をだして」
と号泣しイ・リムを慰労し言った

その後、ヘリョンはウウォンを書庫に呼び出し
「キム・イルモク史官の史草が見つかりました
その時、他の史官が内容を
変えて書いたことも聞きました
キム・イルモク史官はその命令に
従わなかったので処刑されたのです
この真実を究明しなければならないのではありませんか」
と言うと
ウウォンは「誰がそんなことを!」と言いながら考え
これも自分の父左議政イクピョンの仕業なのかと察した
その為「だめだ!これは史官の仕事ではない
忘れたか 今、お前がしようとすることは
関係ない人を死なせることになる」と言った

それを聞いたヘリョンは
「本当に関係ない人というのは
新しい世界を夢見てたということが罪となり
死んでからも指さされている廃君や曙来院(ソレウォン)の
人たちのことではありませんか
20年前、日記庁(廃位された王の歴史を
編集するため臨時に設けられた庁)で
史草の内容を変えさせた命令があり
それに従わなかった史官を処刑したというのは
はっきりとした事実です

これも朝廷の仕事だと無視されるのなら
私はミン奉教を先輩として従いません」と言った

それを聞いたウウォンは一晩考えた末
ヘリョンの言う通り
20年前の真実を究明していくことにした
まず、史官たちにキム・イルモク史官の書いた史草を見せた
それを読んだ史官達は驚き
それを深刻に捉え
これは 誰かが史官を脅迫し
史草を操作したかどうかが問題だと言った

そしてヘリョンたち芸文館の史官達は
「20年前、廃君の日記庁が設けられた時
その当時の史官達が提出した史草が
操作されていたという証言と
それを立証する新しい史草が発見されました
最後まで真実を守ろうとした史官は亡くなりましたので
生きている私たち史官が間違った歴史をまっすぐに立て直し
後世に伝えていきたいと思います
ですので当時日記庁で史官たちに
史草の内容を操作させた大臣が誰なのか
それを実行した史官が誰なのか
この真実を究明してくださることを願います」
と上書を書きイ・ジンに送った

しかし、それを聞いたイ・ジンはそれを承諾しなかった

ヘリョンが上書を上げたことを知ったジェギョンは
ヘリョンに「今からでも遅くない 
ここから離れていなさい」と言った
するとヘリョンは「お兄様が今まで私を守ってくださったのは
自責感からですか
曙来院の人たちがあの日、皆殺されたのに
なぜお兄様と私は生き残れたのか
そして曙来院にいたお兄様がなぜ官職に就くことができたのか
不思議に思うことが多くありました
それは結局、廃君の書信をすり替えたからなのですね
でも私はお兄様を恨みません
必ず、何か理由があったからだと思うからです
長い間、私を守り育ててくださり一人で悩み苦しまれたことだけで
もう罰を受けられたのだと思います
ですからもう一人で荷物を背負わないでください」と涙を流し言った
それを聞いたジェギョンも心を痛め泣いた

その後、イ・リムはイ・ジンを訪ね
史官達の上書を聞き入れてほしいと言った
するとイ・ジンは「お前がなぜそれを気にするのか
殿下の反情が間違っていたことを明らかにするためか
お前は廃君の息子ではない
殿下の息子でありこの国の大君だ
だからのお前の本分を忘れるな」と言った
するとイ・リムは「私の本分とは何ですか
部屋に引きこもり何もできない弱い王子のことですか」と言うと
イ・ジンは「そうだ!お前は何もできないしてはいけない 
トウォン大君だ」
と言った
それを聞いたイ・リムは
「私はもうそのようには生きないと決めました
間違っていることは正し間違ったことをする人には
罰を与えるでしょう
お兄様も私を止めることはできないでしょう!」
と強く言った
するとイ・ジンはイ・リムを緑嶼堂から
出入り禁止とすると命令した

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