揀択~女人たちの戦争~11話 あらすじ

揀択-女人たちの戦争

ジャヨンはウンボに王ギョンを殺せと
毒薬を渡した
ジャヨンは「やらなければ
お前の母親の命をもちろん
情報屋の同僚や(ワル)もホン・ギホ
全ても命が掛かっている
お前が命令に従わなければ
お前が双子の妹だということを広めるだろう
そうすればお前が
嘘をついていたことがばれ
今まで、お前の嘘に同調した者たち
全ての命が奪われるだろう」と言った
ウンボは最初は絶対にできないと言ったが
それを聞いてどうすることも
できなくなってしまった

その後、宮に戻ったウンボは
すぐにギョンに呼び出された
ギョンはウンボが帰ってくることを
心待ちにしていた
そしていつものように優しく
ウンボに接してくれた
それを見たウンボは
「どうして殿下はいつも
私に優しくしてくださるのですか
私は殿下をだまし
欺瞞したのに」と切なく言った

その頃、ワルは
ケッピョンの行方を捜していた
それを知った左議政フンギョンは
ケッピョンにワルを始末するように言った
そして王妃の家に私兵を
準備することを
許されたことを聞いたフンギョンは
ケッピョンを私兵の責任者にすると言った
同じ頃、領議政マンチャンは
自分たちの送ったソンイに
王の跡継ぎができるように
ウンボとヨンジが妊娠できないように
したらいいのではないかと話し合っていた

その夜、ギョンはまた予知夢を見た
ウンボが苦しそうな表情で
急須に何かを入れているのだった

その後、ワルはケッピョンを追跡した
それを知ったケッピョンはワルを
その場で殺そうとしたが
機会を逃してしまった

その夜、ヨンジはウンボの所に
行こうとするギョンに抱き着き
「今晩は私と一緒にいてください」とお願いした
しかし、ギョンは私が最初の日に言ったことを
忘れたんですか
あなたは私にとって女人ではないと言ったこと
二度とこのようなことは
しないでください」と言い
ギョンはその場を立ち去った

その頃、ウンボは急須に毒を入れた
そして、ギョンはウンボの部屋に行った
そこには夢で見た急須があった
それをギョンが飲もうとした時
ウンボはそれを止めた
その時、ギョンは
「お前はウンギではない!
一体、誰なんだ!正体を言え
ウンギのふりをして
私に近づいてきた目的はなんだ
なぜ私の、幼い時のことを知っているのだ
茶の中に何を入れたんだ!」と叫んだが
ウンボは涙を流しながら
何も言わなかった
そして内官にウンボを
部屋から出れようにし
ずっと監視するように指示した

次の日、ギョンはウンボの部屋から
毒の入っていた瓶を発見した
その後、ワルはケッピョンに
殺されそうになったが
ギョンの護衛武官によって助けられた

そして、ワルはギョンに呼ばれ
ウンボとワルの正体が一何なのか聞いた
ワルは「あいつは私にとって
妹のような存在であり
友人であり同業者であり
可哀そうな奴です
それが私の知っている全てです」と言った

その夜、ギョンは再びウンボに聞いた
「最後の機会を与える
お前は一体誰だ」と聞いた
するとウンボは
「私はカン・ウンギではありません
ウンギは私の姉です」と言った
ギョンは「双子の姉なのだろう
ではなぜ私を殺そうとしたのだ」と聞くと
ウンボは「私を殺し、他の人たちは助けてください
全て私の間違えでした
殿下を欺瞞したのも殺そうとしたのも
全て私がしたことです
ですから私を殺してください
他の人は何の罪もない人たちです」と言った
するとギョンは「目的はなんだ」と聞いた
「殿下を殺さなければ
私の身分を明かし関係する全ての人々を
殺すと言われました
私のせいでお母さんやワル
ホン・ギホ大監のご家族まで
犠牲にすることはできませんでした」と告白し
それを聞いたギョンは
「誰が、何の目的でお前を脅迫したのか」と聞くと
ウンボは「王位を狙っている者がいます」と言った
「それは誰だ?!」とギョンが聞くと
ウンボは「ペク・ジャヨン大監と
大君イ・ジェファです」と言った

その後、ジャヨンはジェファと話し合い
王ギョンを殺害するための
第二の計画を実行することにした
その為、再びウンボに
書信を送ったジャヨンだったが
それをギョンが見つけた
書信には「お前の母親を助けたければ
明日のお昼に宮から出て来い」とあった

その次の日、ジャヨンはウンボを待っていた
しかし、籠から出てきたのは
ギョンの護衛武官だった
その場でジャヨンは捕らえられ
牢獄に入れられた

その後、ウンボはギョンに最後に会いたいと
ギョンを呼んだ
ウンボは「殿下、私がどうなろうが
気になさらないでください
死ねと言われても何も言えない者です」と言った
するとギョンは「そなたはなぜそんなに
簡単にそのようなことを言えるのだ
私が心を向けたのはそなたなのに
幼い時のそなたとの思い出を
ずっと慕わしく思っていた
一体、そなたは誰なんだ!
私が好きになったのは誰なんだ!
私はそなたにとって何なんだ
私を好きだと思ったことがあるのか!」と叫んだ
するとウンボは
「好きでした
今もずっと慕っております」と切なく言った
ギョンは「嘘だ!そんな女人がどうして
私に毒を飲ませようとした」と言うと
ウンボは「私の湯湯飲みにも毒を入れました
一緒に生きていけないなら
殿下と一緒に死のうと思いました
信じて頂けないでしょうが」と言った

するとギョンは
「それでが私が信じると言ったら」と言うと
「私の言ったことを信じて
頂けるのでしたら
一生、殿下だけを愛し
生きていきます」と言った
それを聞いたギョンはウンボに
熱くキスをした
それをヨンジが見て嫉妬の思いを
燃え上がらせた

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