梨泰院(イテウォン)クラス4話 あらすじ

梨泰院(イテウォン)クラス

セロイはグンウォンに
「俺の計画は15年だからな
公訴時効
その時はちゃんと
見せてやるから
期待しておけよ」と言った
そしてセロイはグンウォンの腕を
強く掴み、離した

その頃、スングォンは自分のせいで
店が営業停止になったことを悔やんでいた
そしてセロイと初めて会った時を思い出した
あれは8年前のことだった
スングォンはヤクザだった
二人は刑務所で出会った
いつも本ばかり読んでいるセロイに
スングォンは「何があるわけでもない
俺たちみたいな奴らが
勉強したって何になるっていうんだよ
前科者が会社で雇って
もらえるわけじゃないし」と言うと
セロイは「金がないから、勉強できなかったから
犯罪者だから何もできないなんて
だめだって最初から決めつけて
どうするんだよ
やってみてから判断しないと!
お前の論理を俺に
納得させるなよ」と言った
それを聞いて怒ったスングォンは
セロイを殴りつけ蹴った
それでもセロイは「勉強、土方、
遠洋漁船 そういうことから始めればいいい
必要なものは全部やるつもりだ
俺の価値をお前が決めるな!
俺の人生はこれから始まりなんだ
やりたいことは全てやって生きていくんだ!」と
力強く言った

二人は出所後、全く違う道を進んだ
セロイは自分の夢を叶う為
必死で働き「タンバム」をオープンさせた
スングォンは再び
ヤクザとしての生活を続けていた
その後、スングォンは
セロイの店の常連になった
そしてスングォンは
「俺は兄さんのファンなんだ
かっこいいじゃないか
やりたいことやって生きて
俺も兄さんみたいに
ちゃんと生きていきたい
悪いことしないで一生懸命働いて」と言い
その後、「タンバム」で働くことになった

その頃、グンウォンは父デヒに
弟グンスが居酒屋に行って
問題を起こした店が
セロイの店だと言った
それを聞いたデヒは秘書に
グンスがどうしているか聞いた

その後、20歳になったイソは
受験した大学全て合格し
成人を証明できる本物の身分証明書を持って
友人とバーにお酒を飲みに行った
そこで初めて会う男たちと飲んだ
しかし、全く楽しくなった
セロイに会ったあの時から
何に対しても興味が湧かなくなった

その後、イソは男に
他の場所に行こうと言われたが店を出た
イソは追いかけて来た男に
しつこく付きまとわれたので
酒代だとお金を男に投げつけた
怒った男はイソの頬を叩いた
それに対しイソは男を投げ飛ばし
足で蹴った

逃げるイソを追いかけてくる男
その時、公衆便所に逃げ込んだイソ
そこにはセロイがいた
セロイはイソの頬が
赤く腫れているのを見て心配し
イソが「助けてください」と言ったので
セロイは男と戦い、イソを連れて逃げた

その後、セロイは自分を待っていたスアと
イソを連れて男から逃げた
その為、イソはお礼したいと
コーヒーをおごると言った
しかし、セロイは大丈夫だから
家に帰れと言ったが
イソが「あの時、店の広報のこと
関心があるって言われましたよね
私の専門分野ですから
教えてあげます」と言った
その為、3人は一緒にカフェに行った

セロイがコーヒーを取りに行っている間に
イソはスアがあの時
未成年者がセロイの店にいると
通報したことを悟った
イソは笑いながら
「なぜ?10年間自分のことを
好きでいてくれた男の足を
引っ張ろうとするなんて」と言った
するとスアは「どうせあんたのほうには
セロイは行かないから
セロイはそういう人なの 
変わらないから」と言った
するとイソは「だけどあなたが
そういう人だってわかったら
ちょっとは変わるかもよ」と
笑いながら言った

それを聞いたスアはセロイに
「あんたの店を通報したの私なの
それでも私のこと好き?」
と正直に言い、聞いた
するとセロイは「うん 
なんか理由があったんだろう
何も言わなければ俺はわからなかったし
ただ、ちょっと残念なだけだよ」と言った
それを聞いたスアは
何ともいえない気持ちになり
その場をすぐに立ち去った

その後、イソは「店の広報について
関心があるんでしょ
それに今日、私は成人したから
一杯、飲みに行く
いいタイミングだと思うんだけど」と言い
二人はバーに行った
イソはセロイの店は広報よりも
基本がなっていないと言った
それはデヒの自叙伝にも
書いてあったことだった
「一番、重要なことは基本に忠実なことだ」と
セロイは何が悪いのか具体的に聞いた
イソは「インテリアは乱雑だし
仕事してる人はセンスないし
特色もないし基本もなっていない店なのに
お客さん来ると思う?」と言った
それを聞いたセロイは感心し
「お前はなんでわかるんだ
二十歳になったばっかりなのに」と言い
少し酔っていたので
イソの頭を撫で
「すごいな~」と言った

すると少しドキドキしたイソは話を変え
「店の名前も問題だよ
なんか田舎っぽいっていうか
梨泰院に合ってない
なんでそんな名前にしたの?」と言った
するとセロイは「タンバム(甘栗)?
俺の人生はちょっと・・・苦い
すごく苦かったんだ
夜もよく眠れない
慕わしくて、寂しくてそして腹が立つ
だからもう少し俺の人生が
甘かったらなあと思ってさ」と言った
そんなセロイを見ながらイソは
おかしな気持ちになった

そして酒に酔い
倒れてしまったセロイを見て
イソは「この人の人生が甘くなるように
してあげたいと思う
私はこの人が好きだ」と
セロイにキスをした

そして次の日の夜
イソは「タンバム」に行った
そして店から出て来たセロイが
「何のようだ?」と聞くと
イソは「一緒にいたくて
あ!だからここで仕事します
夢を叶えてあげます 社長(店長)」と言った
イソは自分の手でセロイをただの男ではなく
すごい男にしてあげたいと思ったのだった

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