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テウルはゴンが自分の存在によって
誤解を受けないように
「お会いできてうれしいです
私は総理のファンです」と言った
そして名前を聞かれ
「私は旅行している者です
このようにお会いできるだけで光栄です
私はもう少しで旅立ちますから」と言った
するとゴンがソリョンに時間がないと言い
そこで別れた
しかしそんなテウルに対し、ソリョンは
いろいろな疑いと感情を抱いた
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その後、テウルはゴンのヘリコプターに乗って
プサンに向かった
その中でゴンがテウルに優しく接する姿を見て
ヨンとモ秘書は驚いた
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その頃、シンジェはテウルと
連絡がとれないので心配していた
そしてシンジェは高校の時、
いじめられてた自分を助けてくれた勇敢な少女
テウルを思い出した
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ゴンはテウルに食事を作ってあげ
自分が25年前にリムに殺されそうになった時
助けてくれた人物が持っていたテウルの
身分証を見せた
それを見たテウルは本当に
自分のものであったので驚いたが、
一体なぜそこにあったのか理解できなかった
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その後、大韓帝国に日本の海軍がイージス艦で
向かってきていた
それを知ったソリョンは
NSC(国家安全保障会議)を開き、
多くの反対を受けながらも日本に戦闘で
対抗することを発表した
それを知ったゴンはテウルを早く大韓民国に
返して上げないといけないと思い
オクナムにテウルの所持品を
返してあげるように言った
しかし、オクナムがそれを確認するとテウルの
大韓民国の身分証が
なくなっていることに気づいた
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その為、ゴンはテウルに自分が25年前から
大切にしていたテウルの身分証を渡し
テウルに大韓帝国の軍統帥権者として
日本と話をつけてくると言い
「必ず勝って再び、君の元に行くから
待っていてくれるか」と聞いた
それを聞いたテウルは「わかった
また会おう イ・ゴン」とゴンの名前を言った
ゴンは「呼ばれてはいけない名前だと
思ってきたが
君だけに呼んでもらうためにつけられた名前の
ようだな」と言った
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その後、テウルは大韓民国に戻った
そして知らず知らずのうちにゴンを待っている
自分に気づいた
しかし、ゴンは来なかったしゴンに何が
起こっているかもテウルは知る術もなかった
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その頃、ゴンは日本海軍と戦争を起こす覚悟で
堂々と立ち向かって行った
その為、日本海軍は仕方なく後退するしか
なくなった
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その頃、テウルは捜査中の事件に関連するUSBに
録音されているニュースの内容を聞いていた
そこには大韓民国では使われない表現である
「北部」(北朝鮮側のこと)が使われていた
それを聞いたテウルは鳥肌が立つほど驚いた
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ヨンはテウルの指紋鑑定が
大韓帝国では確認できないことを知り
驚くとともに、犯罪人ルナという女性と
テウルがそっくりだと言うことを知り
もっと驚いた
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そしてゴンは堂叔(父の従兄弟)ジョンインから
イ・リムの本当の死体検案書を受け取った
リムの本当の死因は近衛隊による射殺ではなく
頚椎骨折で首を折れた後
海に投げられたようだと明らかにした
そしてその死体は指紋も血液型もリムと同じだが
健康であったリムと違い、先天的小児麻痺であったことが
確認されたと言った
それを聞いたゴンは驚愕した
そしてリムが生きていることを悟り
リムが必ず、ゴンの持っている笛の半分を
手に入れるため自分に会いに来るだろうことを
悟った
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その頃、リムは大韓民国のテウルの家の近くに
あるテウルの後輩アリが営むカフェにいた
アリが「この店、初めてですか」と聞くと
リムは「初めて来たんですけど
この町が気に入ったのでこれから
時々、立ち寄ると思います」と言った
そして雨を見ながら
「これから台風が来るみたいですね」と
意味深に言った
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その夜、ゴンはテウルとの約束を守るため
大韓民国に行った
そしてテウルに「元気でいた?
そして君は私を待っていたのか」と言った
それを聞いたテウルはゴンに駆け寄り
抱き着いた
その時、ゴンはテウルの頭を優しく撫でながら
「チョン・テウルが私にとって
危険な存在ではなく、私が彼女にとって
危険な存在になるのかもしれない」と思った
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