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ヨンはフィの腕の中で
「お兄ちゃん 私は大丈夫
もう私の為にこれ以上傷つかないで
スンホお兄様は大丈夫?」
とスンホの心配もし
最後に「私、お兄ちゃんの妹でよかった」
と言って亡くなった
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その後、すぐにフィはナムジョンの家に向かった
フィはナムジョンを殺そうとしたが
再び、胸の痛むを感じうずくまった
その時、ナムジョンが
「お前に渡した短剣に塗っておいた毒が
体に回っているのだ
なぜそんなに憤慨しているんだ
ヨンを殺したのはお前だろう
お前は約束を破った
だからヨンもお前が殺したんだ」と言い
剣を振り上げフィを殺そうとするナムジョン
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その時、バンウォンが来て止めた
そして「やめなければ私が斬るぞ」と言った
ナムジョンは「こんな奴に
なぜ命を懸けるのか」と聞くと
バンウォンは「私のものだ
私のものは私が守る」と言い
フィをナムジョンから守り連れて行った
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そんなフィを見ながらバンウォンは
自分の武術の師匠であり
時には友人のような存在であり
時には父のような存在だったフィの父
ソ・ゴムを思い出していた
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![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11c4-1024x474.png)
その後、フィはヨンを火葬した
それを見ていたソンホは
家に帰りヨンを思い号泣した
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その頃、中殿は自分が重い病に罹り
命がいくらも残っていないことを知った
その後、中殿を指示する功臣たちを呼んだが
ナムジョン以外は誰も来なかった
ナムジョンは功臣たちの半分は
バンウォン側についたと言った
世子を守るためにバンウォンに
跪き謝罪しなければならないと言うナムジョン
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それを聞いた中殿は世子の為に
仕方なくバンウォンに跪いた
するとバンウォンは
「全ての民の前に罪を告白し
中殿の位置から降りてください
ママには世子が全てでありましょうが
私はこの国が全てなのです」と言った
それを聞いた中殿は
「お前は私がいくら跪き、哀願したとしても
私の息子を殺すつもりなのだな」と
悲痛に叫んだ
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その時、イファルの頭ソソルは
全てをヒジェに任せると遺言し亡くなった
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その後、6年後 第一次王子の乱 当年(1398年)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11v1-1024x474.png)
ナムジョンはソンゲの体調が
弱ってきていることを考え
早く世子に譲位させることが先決だと言い
王の国でも民の国でもない
臣下の国を作ることを考えていた
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その為、金の瓶を明の国に送り
それを利用し譲位を推進するための計画を立てた
しかし、それを送る使者たちがどんどんと殺害され
金の瓶も盗まれた
その刺客が誰なのか
それはフィだった
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その日もフィは使者たちを殺害し
一緒に奴隷に連れて行かれそうに
なっていた女性たちを助け
金の瓶を持っていこうとした時、何者かが現れた
それはソンホだった
フィとソンホはお互いが誰だかわからないまま戦い
フィがソンホを斬り付け逃げた
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そんなフィが道でヒジェに会った
しかし、フィは何も言わず
ヒジェの横を通り過ぎて行った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11v9-1024x482.png)
その後、ナムジョンの所に消えた金瓶と
書信が入っていた
書信には「今日の12時に竹林で」とあった
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その通りの時間にナムジョンが行くと
そこに待っていたのはフィだった
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