ケットンは自分を追いかけてきたマフンから
「鍛冶屋の息子キム・スがお前に送った求婚書だ」と言われた
それを聞いたケットンはその夜、スに会い言った
「私は婚姻なんかできない
お兄様を探すことでお金を全部使ったし
探せたら一緒に住む家を探さなくちゃいけないし
毎日を生きていくことで精一杯なのにどうして婚姻なんかできると思う
あんたにもっと荷物を担がせてどうすんのよ」と言った
するとスは「夫婦がどうして2人なのかわかるか?
お互いに荷物を分けて持っていけるようにだって
一人で持っていったら大変だろ
お前の荷物も一緒に持ってやるからさ
俺と一緒に生きて行こうよ」と言った
そして遂に婚礼式の日となった
全て準備が整った時、スが
母の形見の髪飾りを忘れたと家に戻った
その時、雨も降って来た
ケットンはなぜか不安な思いになった
そんなケットンを安心させたマフンだったが
そんな不安が当たった
家に戻ったスは何者かによって拉致された
マフンはスを迎えに行ったスの父親も帰って来ないので
心配になりスの家に行った
すると家は何か荒らされた後があり
何かあったことがわかった
そこにケットンも来てスに何か起こったのだと思った
いや、逃げたのではないと信じたかった
その後、スは宮に連れて行かれ領議政(今の首相の位置に当たる)
マ・ボンドクに会った
ボンドクはスを「ママ」と呼び挨拶した
そして家に帰してほしいというスに対しボンドクは
「ママ ここは宮です
今日からここがママの家です」と言った
そのうえ、スが今まで父親だと思ってきたムンソクは
先王の時代の内禁衛の長をしていた人だった
ムンソクはスが先王の血を引き継いだ者であることを証明する為
世子ママを保護することを命令した先王が書いた蜜書を渡した
先王はムンソクに言った
「小さなことでも幸せを感じることができる子に育ててほしい
名前はイ・スだ
それからそのようなことがないことを望むが
もしこの子がこの国が必要とすることがあったら
その時は君がこの子の忠実な
臣下になってほしい」と言ったのだった
その頃、何も知らないマフンとケットンはスを探していた
その時、ある女性がこの二人なら
宮に向かって行ったと教えてくれた
それを聞いた2人は宮に向かった
しかし、夜も遅くなったのでどこかに泊まることになった
宿屋の主人は二人を夫婦だと勘違いし
部屋を一つだけ準備しお酒の用意もしてくれた
それを見たケットンが
「私たち スを探し出す同志じゃないですか」と言い
一緒に酒を飲んだ
次の日、スは自分を育ててくれたムンソクから
「父としてお前に言う最後の言葉だ
お前はこの国の王となる者だ
それがお前が受け止めなければならない運命だ」と言われた
そしてムンソクはスに深くお辞儀をし
「殿下 どうか聖王になられてください」と言った
そんな父の言葉にスは本当に驚き
これが夢でなく本当に真実であることを
認めざるを得なくなった
そしてスは自分の意志とは全く関係なく
突然、国王となった
その後、ヨンスはマフンに
「この前、女性仲人を雇うって言ったよね」と
新しく女性仲人を募集することをお願いした
その頃、ドジュンは道で楽器を演奏していた
するとその音色とドジュンの魅力に魅了され
多くの女性たちが集まって来た
その中にいた一人の女性を目につけたドジュンは
その女性にわざと足をひっかけ
話をするきっかけを作った
しかしその女性は
「外見なんて10日もしたら何も感じなくなるわ
男は顔だけではないでしょ
婚姻する相手の女性が可哀そうだわ」と言った
その女性は左議政カン・モングの一人娘である
カン・ジファだった
スはまだ王としての生活に慣れず戸惑うことが多かった
自分が育った家そしてケットンを思い出し心を痛めた
そしてケットンも兄がいなくなり
唯一の家族だったスとスの父ムンソクもいなくなったので
寂しく思い泣いていた
その後、コッパダンは新しい女性仲人の面接をした
そこにケットンが来た
マフンは「お前は仲人がどういうものかわかっていない」と言った
それを聞いたケットンは
「それはわからなくても
夫に疎まれる女性の気持ちはわかります
その気持ちがどんな気持ちが皆さんはわからないでしょ
その気持ちが誰よりもわかるから私だから
他の人がそのような気持ちを味わわないように
一生懸命頑張ります」と言った
その夜、ケットンは宮に行きスを探しに行った
しかし、もちろん取り合ってもらえなかった
その時、雨が降って来た
ケットンは雨が苦手だった
兄と別れた日も雨が降っていたからだった
その時、スは同じ雨を見ながらケットンの心配をしていた
そしてマフンもケットンが婚礼式の日
雨が降りひどくおびえていたのを思い出していた
そこにマフンが傘を持って来た
そして「いつまでそうやっているんだ
お前の相手は逃げて行ったんだ
もう忘れろ」と言った
するとケットンは「本当にそうだったらいい
でももしスがうちのお兄様のように拉致されて
失踪してしまったのだとしたら
どうしたらいいの?
だからそれを確認だけでもしたくてこうやってるのよ!」と
悲しく泣きながら叫んだ
それを見たマフンはまた心が痛くなった
その頃、宮では領議政ボンドクは
スがケットンを忘れられずにいて
他の女性とは全く触れ合わないことを知り
部下にケットンを処理するように命じた
(ボンドクはマフンの父親です)
その時、スはケットンを思い、宮を抜け出すことにした
その頃、ケットンはボンドクの部下たちに狙われた
そこにマフンが現れケットンを連れて隠れた
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