![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16e4.png)
ガンはチャヨンが幼い時に
この食堂に来た少女だったことが
やっとわかった
ガンはチャヨンに
「どうしてあの時、来なかったんですか
お昼ご飯、食べに来るって
言ったけど」と聞くと
チャヨンは
「あの時、用事ができてしまって・・・」と答えた
それを聞いたガンは
「待ってたのに・・・」と寂しそうに言った
それを聞いたチャヨンは
「ごめんなさい 約束守れなくて」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16e8.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16e7.png)
その後、食堂に亡くなったおじさんの姪が来て
ガンが幼い頃、飼っていた犬「サン」の孫を
おじさんが大切に育ててくれていたことを聞いた
ガンは姪と一緒におじさんの家に行き
「パダ(海)」という名前の犬を見た
パダも年をとりもう元気がなく
水も飲めずに横になっていた
それを見たチャヨンは
その家にファンテを見つけ
(ファンテはスケトウダラの干物です)
それを水に入れ煮出し
その煮出し水をパダにあげた
水も飲まなかったパダはそれを喜んで飲んだ
それを見たガンは驚き、喜んだ
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16e10.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16e9.png)
ガンは病気のパダを置いて
すぐに帰ることができず
何日かここにいることにした
それを聞いたチャヨンが朝になったら
始発のバスで帰ると言うと
ガンは「もう少しここに
一緒にいようと言ったら
自分勝手過ぎますか」と言った
それを聞いたチャヨンは
「心を痛めている人を
一人にしておけません」と
ガンと一緒にいることにした
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r2-1024x459.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r1.png)
その夜、チャヨンはおじさんの部屋で
幼い頃のガンとお母さん、おじさんが一緒に
写っている写真を見つけた
その写真のガンに
「また会えてうれしいよ」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r4.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r3.png)
その頃、ホスピスでは亡くなった
マイケルの養母スーザンが
マイケルが亡くなる前に
ガンにお願いしていた
「スジェビだけどスジェビではないもの」を
看護婦ヨンシルがいくつか
候補となる料理を準備し
スーザンに食べてもらっていた
スーザンが食べたかったのは
オンシミだった
(オンシミは前回のお話で出てきています)
スーザンはそれを涙を流しながら
マイケルを思い美味しく食べた
実はそれはマイケルの実母が
スーザンの為に作ったものだった
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r5.png)
その頃、ワンドではガンが
パダを連れて散歩に行こうとしたが
その時、パダは死んでいた
それをチャヨンが見て
「もう少し待ってくれたらよかったのに
パダが鳥の胸肉が好きだって
聞いたから買ってきたのに
安らかに眠ってね
会えてうれしかった」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r6.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r7.png)
その時、ホスピスにジュンの父スンフンが来て
ソンエを見つけた
スンフンはソンエにヒョンソクから
奪った金で学費を準備してあげた弟たちは
出世したのかとか
あの時、ヒョンソクが詐欺結婚して
ショックを受けていたようだったとか
だから、あの時ヒョンソクに
よくしてあげたらよかったのに
今更、老いて病気になってからでは遅いとか
自分勝手に思ったことを言った
それを聞いて傷つくソンエ
そこにヒョンソクが現れ
スンフンを殴りつけた
二人の喧嘩をソンエが止め
「私が間違ってました
私があなたの目の前から
いなくなりますからやめてください
私のような女のために」と泣きながら言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r8.png)
その頃、ガンとチャヨンはパダをおじさんの
お墓の横に埋めてあげた
チャヨンはそこにお花を供え
「パダがそばにいるから
おじさんも寂しくないですね」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r9.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16r10.png)
その後、ワンドにジュンが来た
ガンはジュンに何も言わず部屋に入った
それを見たチャヨンは
「今、すごく眠いそうなので
寝て起きてから
話をされたほうがいいと思います
イ・ガン先生、ワンドから離れる時から今までずっと
大変で疲れて
孤独だったみたいです」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t1-1024x443.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t2-1024x457.png)
しかし、ジュンは寝ているガンに
「起きろよ!まだだろ
まだそんな寝てる時じゃない
ソウルに帰ろう」と言った
するとガンは
「そっとしておいてくれればよかったのに
俺はただお母さんと
おじさんとサンと一緒に
ここで幸せに暮らしたかったのに」と言った
それを聞いたジュンは何も言えなくなった
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t5-1024x484.png)
その後、チャヨンは眠っているガンに
布団をかけてあげ
そのまま横で眠ってしまった
ガンはそんなチャヨンを見つめ
また再び眠った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t3-1024x471.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t4-1024x486.png)
その後、チャヨンはもう一度
料理を作ってみることにした
臭覚と味覚を感じられなくので
今までの経験を思い出し
感覚でガンのために料理を作ってみた
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t8-1024x489.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t7-1024x475.png)
そして目を覚ましたガンに
チャヨンは自分が料理を作ったから
食べに行こうと言った
その時ガンは心の中で友人ミンソンに
「ミンソン 俺の心の中は
まだ混乱しているし大変だ
でもはっきりしていることは
いつの頃からか俺の神経に触れて
俺に向かって来ているこの人のことを
何とか避けようとしてきた自分に
疲れてきたということ
だからこれからは俺の心の思うままに
しようと思う ごめん」と言った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t9-1024x489.png)
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2020/01/16t10-1024x487.png)
そしてガンはチャヨンに
「ギリシャに行かないでください
そして私がチャヨンさんを
好きになってもいいですか」と告白した
「片思い」フイ(ペンタゴン)
コメント