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ノクドゥはドンジュに「心配するな
危ないことはしないから」と言った
するとドンジュは
「身勝手なのはわかってるけど
あんたが誰の息子で
私がどんな人だったとしても
そんなこと考えないでただ
あんたと幸せに暮らしたい
もう誰かを憎むのも嫌だし
申し訳なく生きて行くのも嫌
暗い所で一人でいるのも怖いし
そしてもうあんたのいない所で生きたくない
だから・・・そうしてもいい?」と言った
するとノクドゥはドンジュを優しく抱きしめ
「うん」と答え、出陣した
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そしてノクドゥはユルムの前に現れた
それを見たユルムは
「兵曹 どうしてこの者と手を組んだのですか
昨日までは逆謀を一緒に企てていた仲なのに
おかしいではありませんか
兵曹 もしかしたらこの者が
他に下心があるかもしれませんよ
王座を狙っているとか」と言った
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そこに中殿がユンジョと共に現れ
「殿下が事故に遭われ崩御されました
この者が逆謀を企てる必要がありません
それは殿下の血をひいたただ一人の息子であるからです
適切な過程を経て
この国の王になる方でありますから
そのような無礼なことは謹んでください
ヌンヤン君」と叫んだ
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するとユルムは
「何を信じてそのように言われるのですか」と言い
中殿は「20年前、この者は私が産んだ息子だからです!」と言い
その証拠はあるのかと聞かれ
ユンジョが「私がその証人です
20年前、世子だった殿下に
侍っていたチョン・ユンジョです
殿下の命令で世孫を埋葬しに行きましたが
埋葬しようとしたその時、息をしていたのがわかり
その後、ずっと私が育ててきました」と言い
中殿が死んだと思ったノクドゥと一緒に
埋葬してほしいと言って渡した
半分に割れたノリゲがあると言った
そして中殿のものとノクドゥが持っていたものを
合わせるとぴったりだったので
皆は驚いた
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そしてノクドゥは
「王の嫡長子が王位を継ぐ時
私は不足な面が多いですが
それはここにいらっしゃる大臣の皆様が
助けてくださればいいことであり
平和的で適切な方法がここにあるのに
わざわざ血を流し
反乱を起こす必要がありますか」と言った
それを聞いた官軍たちは
ノクドゥ側につきはじめた
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しかし、ユルムは戦いを始めたので
ノクドゥは母である中殿を守り戦い
ファン師匠はファンテを連れて逃げた
それを見たユルムはタンホに
ファンテを絶対に逃すなと言った
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その後、中殿はノクドゥを抱きしめ
「申し訳ない
こうやって生きているのも知らないで
どれほど大変だったの
どれほど辛かったの」と泣きながら言い
それに対しノクドゥも初めて
「お母さん」と呼んだ
そして二人は強く抱きしめあった
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しかしその後、ノクドゥは母中殿に
自分は王位に就くのが怖いと言い
王クァンへが自分を殺そうとしてまで
守りたいと思った王座には就きたくないと言った
それにはドンジュのこともあったからだった
それを聞いた中殿は最初は止めたが
絶対に生きて帰ってくるようにと約束し
ノクドゥを送り出した
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その頃、ユンジョは自分の息子ファンテに
早く宮から逃げろと言った
しかし、ファンテはユルムの元に戻ると言った
その時、ユンジョはファンテを守る為
剣で切り付けられた
それを見たファンテは
「父さん ちょっとここで待っていて
必ず帰ってくるから」と言ってその場を離れた
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その頃、ユルムは中殿とノクドゥを
追いかけていた
そしてノクドゥを見つけ弓を放とうとした時
ドンジュが立ちはだかりノクドゥを守った
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その後、ユルムは便殿にノクドゥ達が
立てこもったという知らせを聞き
便殿に向かった
するとノクドゥが一人で出てきて
「全部、連れてきたようだな
ありがたい」と言った
するとそこにムウォルダン達が駆け付け
兵曹が多くの官軍を引き連れ
ユルム達を囲んだ
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そして戦いが始まった
その時、ノクドゥが斬られそうになった
弓を放ってそれを助けたのはドンジュだった
ノクドゥはドンジュを安全な場所に
隠れていろと言い
追いかけてきたタンホと戦った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11h1-1024x482.png)
その時、タンホと戦うノクドゥに
矢を放ち殺そうとするユルム
そのユルムを持っていた短刀で斬り付け
「これ以上はダメだ!」と
止めたのはファンテだった
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11h2-1024x487.png)
そしてタンホはノクドゥとスㇰが仕留めた
それを見たユルムは驚愕し力を失った
![](http://kimmo77.com/wp-content/uploads/2019/11/11h5-1024x401.jpg)
その時、ノクドゥが王座を狙って
起こしたことだと思った王クァンへが来た
「逆心を抱いたのでなければ
一体正体を隠し私のそばにいたのはなぜなのか!
お前を捨てた私が殺したいくらい憎いはずなのに」と聞いた
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するとノクドゥは泣きながら
「はい 憎いです
死にたいくらい憎いです
何を言ったら信じてもらえるのですか
ヌンヤン軍の逆謀を防ごうとしたと言ったら
信じてくださるのですか
私をどのように思っているのかもわからない中で
恐れもありましたがあなたといた時間が幸せだったと言えば
信じてくださいますか
あなたは私が逆心を抱いたということ以外は
どんなことも信じてはくださらないでしょう
私のせいで心が痛いですか
信じてそばに置いていた私が
息子だということを言わずに
逆心を抱いたことに対し心が痛いのですか!
裏切られたことで心を裂かれ苦痛なのですか!
あなたに捨てられた私のようにということです
そうだとしたら願われることを
お答えいたします
あの場所(王座)から引きずり降ろしてやろう
私の手で殺してやろうと決心しました
これでよろしいですか 殿下」と泣きながら叫んだ
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それを聞いたクァンへは倒れそうになった
そして「罪人が自白したから
捕まえろ」とノクドゥを捕まえることを命令した
するとファンテがノクドゥを守り
ムウォルダンが官軍に対抗した
そしてノクドゥを捕まえようとした時
ドンジュが矢を放ちそれを防いだ
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そのすきにファンテとドンジュが
傷ついたノクドゥを支えながら逃げた
それをムウォルダンたちが守った
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